その2:なるべく長く入力してから変換しよう
2つ目の方法として「文節変換」という機能の学習機能を活用しましょう。これは句読点や「てにはを」などの位置から、長文を一気に変換させても正しく変換できるようにする仕組みです。文節変換には学習機能があり、入力者の変換履歴を記憶して入力者の望むように変換をさせることができます。これを積極的に利用してFEPに自分の長文入力のクセを記憶させれば、入力が快適にできるようになります。
このような文章の変換を、なるべく長く入力してから行うようにする |
方法としてはなるべく長く入力して変換させるだけですが、その際に毎回同じような長さや位置で変換させましょう。そうすることでFEPがクセを記憶しやすくなり、誤変換が少なくなっていきます。
これだけ入力しても、文節まで間違いなく変換できるようになる |
またFEPの設定で変換方法を細かく指定することが出来るようになっていますので、なれてきた方は設定で入力時の細かな設定を行うのもひとつの方法です。MS-IMEの場合、言語バーより「プロパティ」→「設定」で設定を行うことが出来るようになっています。
MS-IMEの場合、言語バーの設定から変換時の詳細な設定が可能 |
前のページの単語登録もそうでしたが、最初はまとめて変換するとあちこちに修正が入るので面倒な作業です。しかしこれも使ううちに精度があがり、快適に入力が出来るようになります。ぜひ試してください。
入力の練習方法も選ぶポイントがあります