東京の日暮里・舎人ライナーと同じ日(2008年3月30日)に開業した横浜市営地下鉄グリーンライン。ルートは、東急東横線の日吉とJR横浜線の中山を結んでいるが、他の路線に乗り入れをするわけではない孤立した鉄道なので、地元以外では、首都圏に住んでいてもなじみのない路線である。というわけで、思い立って日吉まで出かけてみた。

小振りなグリーンラインの車両

グリーンライン
港北ニュータウンを走るグリーンライン。当面は4両編成で走る。

日吉駅
日吉駅の入り口はユニークなスタイルだが、利用者は少ない。
東横線日吉駅。2008年6月22日には、地下鉄南北線や都営三田線とも相互乗り入れしている東急目黒線も当駅まで延伸し、都心への足が俄然便利になった。

この日吉駅の地下連絡口で、グリーンラインは簡単に乗り換えられる。しかし、グリーンラインに初めて乗るのなら、専用の駅入口から入ってみたいというこだわりから、わざわざ一旦地上に出て、入口を探した。

ちょっと迷ったが、東急の駅前の通りを隔てた東側に、グリーンラインの個性的な入口が見つかった。やはり地元客以外には不便なのか、この入口の利用者は少ない。せっかくの入口なのにもったいない様に思いつつ、階段を下り、740円の一日乗車券を買って、ホームに向かった。

車両のドア付近
ホームドア完備なので安全だが、車両の姿はよく見えないのが残念だ。
グリーンラインの日吉駅は、一本のホームの両側に線路がある島式構造だ。すでに電車が停まっていたが、ホームドアのせいで車輌はよく見えない。都営地下鉄大江戸線とよく似た小ぶりの電車だが、鉄輪式リニアモーターカーである点も同じである。

全席優先席
グリーンラインの車内は、すべて優先席だ。
窓周りがグリーンに塗られているのは路線名がグリーンラインだからだろう。ただ、グリーンのグラデーション風の濃淡カラーなのは洒落ている。車内は、すべてロングシートの通勤型で旅の雰囲気は全くない。ほどほどの混み具合なのが、せめてもの救いだ。座席はすべて優先席と記されているが、これは横浜市営地下鉄の方針である。

次のページでは、いよいよ日吉を後に、グリーンラインのミニトリップが始まる。