人間より馬の利用が多いかも?
絵笛駅(えふえ・JR日高本線)

絵笛駅
草を食んでいた馬と思わず目が合った
日本有数の競走馬の産地として知られる北海道・日高地方。太平洋岸に沿って走る日高本線の車窓からは、多数の牧場を目にすることができますが、その中でももっとも間近に牧場があるのがこの絵笛駅。駅前に牧場がある、というよりむしろ牧場の中に駅があると言ったほうがよいでしょう。駅前に数件の民家がありますが、もちろん馬生産農家の方です。

なにしろホームに立つとまず目に飛び込んでくるのは、一面の牧草地とのんびり草を食む馬たちの姿。静寂を破るように突然馬のいななきが聞こえたかと思うと、一頭が遠くを疾走していきます。特に観光地というわけでもありませんが、このロケーションだけでもう他には何もいりません。

絵笛駅
どこを向いても牧場で、馬専用の踏切もあり
「絵笛」はアイヌ語の「エ・プイ(小山)」からきているとか。駅としては短いホームと小さな待合室があるだけで周囲に商店などはまったくなく、列車本数も少ないので降りるにはちょっと覚悟がいります。あまりに人の気配がしないので、馬が列車に乗ってふらっと街まで出かけていく……そんな想像をしながら、時間のことなど忘れてしまう、不思議な駅です。

すぐ近くの馬たちには手を伸ばせば届きそうですが、馬はとてもデリケートなので、安易に触れたり、フラッシュを使って写真を撮ったりするのは禁物ですよ。

■所在地:北海道浦河郡浦河町
■地 図:Yahoo!地図情報

駅徒歩0分。究極の駅近物件はこちら
犬山駅(いぬやま・名鉄犬山線)

犬山駅
正面から眺めると、この下に駅があるとは思えない
毎朝の通勤で駅までのバスに揺られながら、いっそのこと駅に住めたらラクなのになあ……なんて思ったことはありませんか?そんな夢を叶えるのがこの物件。なにしろ駅前、というより駅舎の真上にマンションがあるのですから、これ以上便利な立地はありません。

この「名鉄犬山駅西ビル」は名鉄不動産によって1992(平成4)年に完成。駅舎の上がホテルだったりデパートだったり、というのはよくありますが、駅ビルが一般住居と一体になっているというのはそれほど多くないのではないでしょうか。

犬山駅には名鉄犬山線・小牧線・広見線が乗り入れ、名古屋へも特急利用で約30分という好アクセス。こんなところに住んでしまったら、もうきっと他には移れないでしょうね。

■所在地:愛知県犬山市
■地 図:Yahoo!地図情報