■全国「犬」駅リスト
犬川駅/JR東日本・米坂線/山形県東置賜郡川西町
犬吠駅/銚子電鉄/千葉県銚子市
犬山駅/名古屋鉄道・犬山線/愛知県犬山市
犬山口駅/名古屋鉄道・犬山線/愛知県犬山市
犬山遊園駅/名古屋鉄道・犬山線/愛知県犬山市
犬飼駅/JR九州・豊肥本線/大分県豊後大野市
羽犬塚駅/JR九州・鹿児島本線/福岡県筑後市
犬塚駅/西日本鉄道・天神大牟田線/福岡県久留米市
永犬丸駅/筑豊電鉄/福岡県北九州市
犬飼駅(JR九州・豊肥本線)いぬかい
この駅折り返しの列車も設定されている |
平成17年3月に周辺7町村が合併して豊後大野(ぶんごおおの)市の一部になったばかりだが、それまでは犬飼町の駅であった。
悠々と流れる大野川に面しており、その大野川で穫れる鮎を使った特産品「鮎うるか」の販売所が駅前にある。「鮎うるか」は鮎をすりつぶして塩漬けにした塩からのようなもので、酒の肴には最高だそうだが、鮎が穫れる時期や量が限られているため貴重品とのこと。
羽犬塚駅(JR九州・鹿児島本線)はいぬづか
駅前の羽犬モニュメントが目を引く |
「羽犬」とは文字通り、羽の生えた犬のことだそうである。その羽犬伝説には、この辺りの住民を苦しめていた羽の生えた犬を豊臣秀吉が退治したという「悪犬説」と、飛ぶように走り回る豊臣秀吉の愛犬をこの地で葬ったという「愛犬説」という相反する二説があるとか。市内の宗岳寺には羽犬を祀った塚があり、これが羽犬塚の地名の元となっているようである。
駅舎は、羽犬の羽をイメージしたというとても大きな屋根が特徴。その駅前には、一瞬牛と見まがうほどの巨大な羽犬のモニュメントがあるが、この羽は時々羽ばたくらしい。
次のページでは残る福岡県内の2駅を紹介します>>