出発前は列車の運行情報をこまめにチェック
事前に列車運行状況のチェックを |
大雨や強風などで徐行運転をしなければならないど、途中で遅れを取り戻すのが難しい場合、寝台特急のような長距離列車は翌日になってもその遅れを引きずったまま目的地に入っていくため、正常に運行できるはずの他の列車にも影響を与えてしまいます。このようなことを防ぐために、最初から遅れの原因を取り除いてしまおう、という考え方です。
運休の情報はテレビ・ラジオなどのニュースや、インターネットでも発表されますので、もしその日の夜行列車などに乗る予定があったら、こまめにチェックすることをおすすめします。
よくわからない場合は自分で判断しない!
ガイド高橋も、乗っていた列車が台風で遅延したり運休になるというのを何度か経験していますが、実際の現場では状況を踏まえた臨機応変な措置が講じられることもあります。どうしたら良いか判断に迷う時は、あわてて自分で判断せず、どのような対応がとられるかをしっかり確認する必要があるでしょう。しかしながら列車運休などという事態の時は、情報が錯綜して駅員も様々な対応に追われ、十分な説明を受けられないことがあるかもしれません。感情的になった一部の乗客が駅員に詰め寄るシーンなどがよく見られますが、混乱をより大きくするこのような行為は慎むべきです。そのために他の多くの乗客がきちんとした案内を受けられなくなってしまう場合も少なくないのです。
払い戻しなどの請求は、あくまでも乗客が自己責任で行わなければならないものだ、ということを念頭に置き、感情的にならず、落ち着いて対処するように心がけたいものです。
そして、くれぐれも無理をしないで鉄道旅行を楽しみましょう!
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