先日、台風14号が日本列島を縦断して交通機関に大きな影響が出ましたが、鉄道も地域によっては土砂崩れなどで不通になる区間がありましたし、多くの列車が運休しました。しかしこういったことが起きるのは、台風の時だけではありません。大雪、地震、事故、故障……様々なケースが考えられます。

もしこれから乗る予定の列車やすでに乗っている列車に運休や遅れが発生したとき、持っている切符はどうしたら良いでしょうか。お金は返ってくるのでしょうか?いざという時にあわてないよう、JRの場合を例に基本のポイントを押さえておきましょう。

払い戻すかどうかはあくまでも乗客の判断

様々な切符
切符の払い戻しは、乗客が請求しなければなりません
「切符を買う」という行為はあまりにも日常的なことなのでほとんど意識していませんが、鉄道会社に運賃・料金を支払うということは、目的地まで運んでもらう「契約」を申し込むことです。そして、その契約を証明するものとして切符が発行されるわけです。

列車が運転できないときや遅れたときのためにいろいろな規則がありますが、これらはその規則の中から乗客自身が「いずれかの取り扱いを選択のうえ請求することができる」というもの。あくまでも「請求が可能」なのであって、規則上は鉄道会社側から払い戻しなどの案内はしなくても良いのです。一見不誠実な気もしますが、そのようになっています。しかも切符を受け取った時点でみなさんはそのことに同意しています。

別段、鉄道会社の肩を持つというわけではありませんし、乗客が困っている時には、もちろん迅速で適切な状況説明と対応を望みます。しかし乗る側としても「一定の自己責任」のもと、どのような対処法があるのかを理解しているかいないかで、いざというときの行動に差が出ることは間違いありません。

ではいったい切符はどうなるのか?そして旅行は?>>