鉄道/鉄道関連情報

やっぱり「リニモ」に乗りたい!(2ページ目)

愛知万博の交通アクセスで話題の「リニモ」。しかし開幕前には「乗車待ち時間90分」といった状況が発生するなど、マイナス面がクローズアップされることも。はたして実際の所「リニモ」ってどうなんでしょうか?

執筆者:高橋 良算

リニモ、その乗り心地は?

前置きはほどほどにして、早速リニモに乗車してみましょう。

市営地下鉄からの乗り換え駅となる藤が丘駅。ここでは、地下鉄が高架上にあり、高架を走ると思っていたリニモが地下から発車するので、ちょっと変な感じがしました。

リニモ藤が丘駅
藤が丘駅の万博用地上施設
リニモの藤が丘駅は地下ですが、万博期間中は相当な混雑が予想されるため、地上には臨時の切符売り場が設けられ、まるでテーマパークのような広い屋根付きスペースが用意されています。

リニモのホームには、ホームから軌道への転落を防止する「ホームドア」が、全駅に取り付けられています。そのホームに音もなくリニモがやってきました。

セミクロスシートが意外な車内

ホームドアとリニモ車内
全駅に設置されたホームドア(左)と、リニモ車内(右)

リニモの座席はてっきりロングシートだと思っていたのですが、意外にも、クロスシートとロングシートが組み合わされたセミクロスシート。つまり、リニモは「通勤電車」ではなく「郊外電車」という位置付けなのですね。つり革が少なく、そのかわりポール(手すり)がたくさん取り付けられています。

しかし、走行はさすがにスムーズ!音も揺れもなく、すーっと滑るように(実際は浮いていますが)進む感じは、今までに体験したことのない乗車感覚です。丘陵地に造られたリニモは結構アップダウンが激しいのですが、とても滑らかに走行します。

ただ、走っている時は良いのですが、加速・減速の時のショックがかなり大きく、やっぱり手すりにはつかまっていたほうが良さそうです。

→ リニモに乗るべきかどうか、悩んでいる方は次のページへ
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