鉄道/はじめての鉄道旅行

普通列車のグリーン車を有効活用して快適に(3ページ目)

駅弁と飲み物を用意して、いざ出発!・・・と思ったら、来た列車がオールロングシート車両でがっかり、なんていう経験、ありませんか?そんな時は、ほんのちょっと投資してグリーン車に乗ってみましょう。

執筆者:高橋 良算

普通列車のグリーン車は「自由席」

グリーン車マーク
ルールを知って快適な移動を
最後に注意点を。

普通列車についているグリーン車は「自由席」です。指定席ではないので、空いている任意の座席に座ることになります。ですから、ちゃんと乗車前にグリーン券を買って乗ったのに、「満席で座れない」ということもあるんです。

グリーン車は、デッキや通路に立っているだけでも、グリーン料金を払わなければならないきまりになっています。あらかじめグリーン券を買っていれば、そのまま席が空くのを待っていることもできますが、「座れないんだったらグリーン料金を払う意味がないじゃないか!」という場合には、乗務員(グリーンアテンダント)に、速やかにその旨申し出て下さい。グリーン料金の払い戻しについての案内を受けることができます。

湘南新宿ライン等のグリーン車はかなり人気が高く、午前中の上り列車や夕方以降の下り列車では満席になっていることも多いようです。途中駅からでは座れないことも十分考えられますので、その辺りを考慮して旅行にお出かけ下さいね。


いかがでしたか?ちょっとした投資で、鈍行列車の旅ももっと楽しくなります。皆さんも、グリーン車を気軽に使って、ちょっとリッチで快適な旅にでかけてみませんか!




<関連リンク>
JR東日本・普通列車のグリーン車が変わります

※なお、今回は取り上げませんでしたが、JR東日本のICカード「Suica(スイカ)」をお持ちの方なら、「Suicaグリーン券」として利用することができます。こちらについては、下記に詳しいガイド記事がありますので参考にしてみて下さい。

宇都宮線、普通列車グリーン車の同乗体験ルポ スイカを電子チケットとして使う
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