まだまだある「α100」のオススメ機能
Wズームレンズキットのレンズ。長い方が中距離から300m先程度写せる75-300mm。短い方が至近距離から中距離といった範囲を写すDT 18-70mm F3.5-5.6。 |
今回レポートに使用した「α100」のWズームレンズキットは最初から2本のレンズがセットになっていて、これさえあればだいたい撮りたい写真が撮れてしまいます。
通常使うのに便利な短い方のレンズ、DT 18-70mm F3.5-5.6は、至近距離から中距離といった範囲をカバー、長い方のレンズは75-300mm F4.5-5.6の方は中距離から300m先程度まで写せると思っていただければ間違いありません。デジタルを含めて一眼レフ初心者の方には、短いレンズがだけが付いた「DSLR-A100K」というキットもあるのでそちらでも良いかもしれません。
DT 75-300mmをズームせずに使った状態。 | DT 75-300mmの最大ズームで同じ花を撮った状態。 |
でも、長いレンズを持っていると花などの背景もよりボケて出来上がりがかなり違うので、今回レポートで使用したWズームレンズキットはよりオススメです。例えば旅行などで綺麗な風景を撮りたい、街のシンボルであるタワーやちょっと離れたお城などをズームした写真、周囲のものまで入れた写真の両方を撮る時に便利です。
有効画素数は、ポスターなどにも十分使える1020万画素で、くっきりはっきり綺麗な写真が撮れるので、海外旅行に行ってα100で撮った写真でポストカードを作成するといったことも可能です。実際撮った写真は目で見たそのままの色が再現されるため、補正などの必要もほとんど無いので、微妙な色合いの建物や花なども綺麗に写せます。
また撮ったその場で確認できるのがデジタルカメラの良さですが、この「α100」のディスプレイは、撮影後の写真が綺麗に見れる23万ドットの2.5型クリアフォト液晶プラスのディスプレイを装備。細かい部分が見え、色合いはもちろん構図や明るさも確認できるので、液晶で見たのと違う仕上がりになっていた、ということもありませんでした。
液晶は見やすい2.5型微妙なトーンまで見えるので、写真をしっかりチェックできます。 |
これだけ綺麗に撮れると写真を夢中になって撮っているうちにバッテリーがなくなるのが心配になりますが、フル充電すれば、条件などにもよりますが約750コマ撮れますので、短い期間の旅行などでは、ほとんど心配ありません。
また、「α100」には「アイスタートAFシステム」という、ファインダーをのぞけばアイセンサーが反応し、視線の先にあるものにピントを合わせてくれる機能がついているので、ピントを合わせている間にシャッターチャンスを逃してしまった、ということを防いでくれます。例えば下の写真のように突然木に止まった昆虫や、飛び立つ鳥を取りたい時にシャッターチャンスを逃さず撮ることができます。
アイスタートAFシステムで狙った瞬間を逃しません。 |
パソコンへの撮った画像の取り込みは、付属のUSBケーブルを繋げて専用のソフトで読み込むだけ。この専用ソフトは写真の管理ができる他、カレンダー機能が付き撮った日付で管理できるので、旅行に行った日付などから写真を探せたりして、撮り貯めた画像を探すのに便利です。
使い方に少し不安があるという方で、東京銀座まで行くことが可能であれば、ハートフルレッスンといってソニー製品の使い方を無料でレクチャーしてくれるレッスンがあり、「はじめてのデジタル一眼レフ」という30分程度で基本的な操作や背景がボケた写真の撮り方を教えてくれるレッスンがあるので、行ってみてはいかがでしょうか。
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