ビデオ編集した映像をテレビで見たい。そのようなとき、どうしますか?DVD-Videoを作る、あるいはDVテープに録画し、DVカメラをテレビに接続して見るなど、いろいろな方法があります。しかし、もっと手軽に見るには、「ネットワークメディアプレイヤー」がおすすめです。
ネットワークメディアプレイヤーってなに?
まず、ネットワークメディアプレイヤーとはなんなのかを簡単に説明しておきましょう。ネットワークメディアプレイヤーというのは、パソコンに保存されている動画や写真、サウンドデータといったコンテンツを、テレビで再生・表示するためのハードウェアです。
利用方法は、図にあるようにネットワークメディアプレイヤーをテレビと接続し、ネットワーク経由でパソコンからデータを取り込んで再生・表示するという使い方になります。このとき、とくにパソコンからネットワークメディアプレイヤーにデータをコピーするという必要はありません。単純に、ネットワークメディアプレイヤーのメニュー画面で、パソコン上にあるファイルを選択すれば、選択したデータがテレビで再生・表示されます。
また、パソコンからのデータはLAN経由で入手しますが、有線LAN、無線LANどちらにも対応した製品があるので、目的に応じて選択できます。たとえば、リビングにあるテレビと接続したいので、LANケーブルを使いたくないという場合は、無線LAN対応のネットワークメディアプレイヤーを利用すれば、すっきりとまとめることができます。
このほか、パソコンにテレビチューナが搭載されていれば、ネットワークメディアプレイヤーを接続したテレビから、iEPGを利用してパソコンでの録画予約ができるなど、パソコンをHDD&DVDレコーダ感覚で利用できます。
▲無線LANを利用した場合の接続例 |
▲有線LANの場合の接続例 |