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間違った使い方していませんか? 掃除機をかけるコツ(2ページ目)

掃除機はほとんどどこのご家庭にもあるお馴染みの家電だと思いますが、意外に間違った使われ方をしている方も…?掃除機のかけ方と注意点などをご紹介します。

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

掃除機のメンテナンス

猫
ペットのいるお宅は特にこまめに掃除機のメンテナンスを
掃除機にゴミがいっぱいたまった状態だと吸引力が弱まり、余計な電気代がかかってしまいます。ゴミはこまめに捨てるように心がけましょう。

紙パック式掃除機の場合

紙パック式掃除機は、ゴミを空気と一緒に吸い込んで紙パックの中にためる方式ですので、紙パックがいっぱいになると吸引力が弱くなってしまいます。掃除機内部に入って忘れてしまいがちな紙パックですが、頻繁に掃除機の蓋を開けて紙パックチェックをする習慣を付けましょう。

紙パック式の場合、紙パックを交換すれば吸い込みも良くなり、ゴミ捨て時にほこりも立ちにくくお手軽です。

サイクロン式掃除機の場合

サイクロン式の掃除機は、ゴミを空気と一緒に吸い込んで、遠心分離で付属のダストカップの中にゴミをためる方式です。紙パック式同様、ゴミがいっぱいたまると吸引力が弱くなってしまいます。サイクロン式の掃除機の場合、ダストカップにたまったゴミは、蓋を開けて捨てるだけ。紙パックは不要なので経済的です。

ですが、ゴミの中の小さいチリはフィルターに付着するため、定期的にフィルターを分解掃除する必要があります。このフィルターを掃除しないでそのままにしておくと、著しく吸引力が悪くなりますので、注意が必要です。

こんな物を吸うのは注意!

大きな物

大きなゴミは吸わせないでゴミ箱に捨てましょう。ノズルの中間で詰まってしまったり、モーターの故障の原因になったりします。特にサイクロン式の場合は、大きなゴミや大量のゴミを一気に吸わないでください。

布団圧縮袋

布団圧縮袋は布団の収納にとても便利。ですが、あまり長く掃除機で吸引すると、モーターに大きな負担が掛かります。最近の布団圧縮袋は、モーターの負担を軽減する「安全パイプ」なんてものも付属している商品があるようですが、そのような物を利用したり、あまり長く吸引させ続けないよう気を付けましょう。

素早く布団を圧縮するコツは、先の細くなった隙間用ノズルを利用することと、吸引時にはノズルの先を布団くっつけて吸うことです。

タバコの吸殻
タバコ
吸殻はキケンです


きちんと消したと思っても、わずかに残った火から発火する事もあります。掃除機の中は燃えやすい乾燥したゴミがいっぱいです。危険なのでタバコの吸殻は吸わないようにしましょう。

それからこんな物を吸わせる方はいないと思いますが、灯油やガソリンも火災の危険がありますので絶対に吸わせないようにしましょう。



よくゴ○ブリを叩くことができないので、掃除機で吸うなんていう方がいますが、吸い込まれた虫は衝撃で死んだように見えても、意外としぶとく生き残っているもの。実際に掃除機内部で繁殖してしまったなんて事例もあるようです。

万が一吸い込んでしまった場合は、すぐさま中のゴミは捨てましょう。また、モーター故障の原因になりますので、くれぐれも虫を吸った後に殺虫剤を吸わせるというのはやめましょう。



上手な掃除機がけで、お部屋もキレイ!電気代も節約!
皆さんも掃除機をかける時にはちょっと気を付けてみてくださいね。
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