IHクッキングヒーター/IHクッキングヒーターのお試しレビュー

IHクッキングヒーター体験・その3(日立)(3ページ目)

IHクッキングヒーター体験・第3弾。ワイド&ビッグになったグリル、トッププレートが熱くならない安心設計など、使いやすさ満載のモデルです。

執筆者:戸井田 園子

トッププレートが熱くならない『ピュアなIH加熱』

最後に、ガイドが気に入った特徴をお伝えしたいと思います。今回説明をお聞きしていた中で、ガイドが疑問に思ったのが『ピュアなIH加熱』というフレーズ。どういう意味なのか今ひとつピンとこなかったので質問してみました。
日立『ピュアなIH加熱』
オールメタルだからこそ生きてくる、鍋そのものをダイレクトに発熱させる『ピュアなIH加熱』※画像:日立ホームページより

これは「鍋そのものをダイレクトに発熱させるので、どんな鍋を使ってもトッププレートが鍋底の温度以上に熱くならないこと」を意味しているそうです。今機種はオールメタル対応のため、鉄やステンレス以外の金属銅も使えます。しかしこれらのアルミや銅などの鍋を使うと、トッププレートが鍋底の温度より高くなる加熱方式もあります。鍋底が熱くならない『ピュアなIH加熱』は、日立独自の技術とのことでした。

日立『ピュアなIH加熱』
やかんでお湯を沸かした直後に牛乳をこぼしてみましたが、全く焦げることはありませんでした。スゴイ!
トッププレートが鍋底の温度より熱くならなければ、万が一牛乳などを温めていて吹きこぼれた場合でも焦げずに済みます。これは、トッププレートがいつまでもキレイに維持できるだけでなく、鍋もキレイに使えるといううれしい効果もあるものです。カタログだけではなかなか気がつかないことですが、日々の使い勝手に大きく影響するちょっと注目のポイントだと思いました。

*-*-*-*-*

目の前で実際に調理をして頂き、料理のできばえだけでなく、操作を試したりその手軽さなども体験できた今回の取材。IH技術の進化をはじめ、IHクッキングヒーターの魅力を改めて実感した一日でした。

記事でご紹介した機能以外にも、操作性・表示方法・安全機能など、実に細かな配慮がされていますが、このあたりは各社それぞれのこだわりや方針がありますので、甲乙つけがたいのが現状です。細かな使い勝手については、ご自分の使い方や料理の種類などを踏まえてチェックすることをおすすめします!


日立【HT-C20TWFS】
日立・IHクッキングヒーター
「サイレントケムレス」
【HT-C20TWFS】
■商品データ
  • 商品名:日立・ダブルオールメタル対応 3口IHクッキングヒーター「サイレントケムレス」C20Tシリーズ(ビルトイン)
  • メーカー希望価格:418,950円(税込)
  • サイズ(幅):75cm / 60cmタイプ
  • ※【奥行き・高さ】はキッチンの状況により調整となります。詳しくは販売点へご確認下さい。

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