洗浄トレンドは“水の力”
「ミスト」vs「高温スチーム」vs「ナノスチーム」
ミスト・スチームと差があるものの、洗浄方式に共通しているのは“水の力”を利用している点。それぞれの特徴についてご紹介しましょう。- ■ミストパワーの「National・スリムタイプ」
-
ミストのパワーで洗浄する「除菌ミスト」がウリ。約30倍濃縮洗剤のミストが細菌の粘着層にまで浸透して汚れをはがします。70℃以上の高温でなければできなかった除菌を、45℃の低温で可能にしたのがポイント。これなら、熱に弱いプラスチック製のお弁当箱や、赤ちゃんの食器なども除菌できて安心です。
National(6/21発売)
除菌ミスト(NP-60SS6)
- ■高温スチームパワーの「TOSHIBA・Ag+抗菌コート」
-
粒子の細かい高温スチームが汚れに浸透。さらに、汚れを溶かす効果の「高濃度洗剤液」と、汚れを飛ばす垂直噴射約3mにもおよぶ「強力水流」を組合わせ、しつこい汚れもしっかり落とします。また「Ag+抗菌コート」の除菌・抗菌効果により、通常の洗浄温度(約60℃)でも食器だけでなく、庫内ノズル、カゴ、残菜フィルターの隅々まで清潔にしてくれます。これで庫内もいつも清潔です。![TOSHIBA「高温スチームパワー・Ag+抗菌コート」]()
TOSHIBA(6/16発売)
「高温スチームパワー
Ag+抗菌コート」
(DWS-60X7)
- ■ナノスチームの「HITACHI・きらきら生活」
-
“ナノ”とは長さの単位で、1メートルの10億分の1。ミストが5000ナノメートルなのに対し、ナノスチームは1.5ナノメートルという超微細なスチーム。これが汚れの穴に入り込み、汚れを浮かせるという方式。また、Agイオンの除菌カセットを内蔵し、洗浄・すすぎ中にAgイオンが溶け出し除菌するので、毎日清潔です。デリケートコースで熱に弱い容器も、除菌可能です。![HITACHI「ナノスチーム浸透洗浄・きらきら生活」]()
HITACHI(7/1発売)
「ナノスチーム浸透洗浄
きらきら生活」
(KF-W70EV)
食洗機で漂白もできる機種登場!
![]() |
| TOTO(5/20発売) 「NEWウォッシュアップエコ」(EUD510) |
漂白剤が活性する最適温度の50℃で、表面についたがんこな茶渋を落とし、高温(65~70℃)で漂白剤をきれいに分解するという仕組み。これで、定期的な漂白も食洗機でできることに!ますます手間が省けてうれしい機能です。
※参考:TOTO・ニュースリリース
以上、各社の2005年新機種より、ガイドが気になる機能をピックアップしてご紹介しました!食洗機は、各メーカーごとに特徴ある洗浄方式を提案しています。また、節水・省エネをはじめ、ノズルの回転や水流の工夫による洗浄力アップ、カゴの使い勝手向上などなど、使い勝手の面でもますます良くなっています。売場でいろいろ確認して、納得の一台を選んでください。
売場へ行く前に...こちらもご覧になってください!
【参考記事】
食器洗い乾燥機のおすすめ人気ランキング9選|一人暮らしにもおすすめ!
家電選びの“コツ”教えます!【食器洗い乾燥機編】
食洗機選び4つのポイント!
食器乾燥機のおすすめ人気ランキング10選|一気にまとめて手早く乾燥!
【参考INDEX】
食器洗浄機






