割引に加え急な予定変更にも対応OK!
搭乗当日まで予約・購入が可能という融通が効くのがJALの「JALビジネスきっぷ」、ANAの「ビジネスきっぷ」。すべての路線に設定があり、搭乗日の予約変更も可能という、使いやすさがウリの割引運賃です。
ただし購入にはいくつか条件があります。まず各航空会社のクレジットカードの会員であること、そして決済は航空会社のカードですること。また同じ路線で2枚組での販売となります。
使い勝手はよい割引運賃ですが、羽田―福岡(参考:9月の正規料金36700円)は27200円と、他の割引運賃と比較すると割引率はやや劣ります。時間に縛られずに旅をしたい時や日程が不確実な時に威力を発揮するチケットといえるでしょう。ただし、沖縄・北海道方面など、一部路線では特便割引や、特割よりもビジネスきっぷが安いこともあるので、その場合は自由度の高いビジネスきっぷを購入したほうが万一の時にも安心です(※ただし2枚組みなので、往復利用の場合)
■JAL 「JALビジネスきっぷ」
■ANA 「ビジネスきっぷ」
オールアバウトエアチケット・マイレージのガイド鳥海さんは
「ビジネスきっぷは、同じ路線の2枚組みで購入しますが、例えば往復でなくても、福岡→東京を2枚でもいいんですよ。僕はよく出張で、行きは割引率の高い「特便」や「特割」を使い、帰りに「ビジネスきっぷ」を利用することが多いですね。こうすれば出張先で、会議が長引いたりしても焦ることがありません。」とのこと。チケットの有効期限は、発行日及び発行日翌日から90日。よく訪れる出張先や旅先なら、この方法で時間もお金も有効活用できそうです。
いかがでしたか? 今回は基本的な割引運賃をご紹介しましたが、他にも航空運賃を安くする方法は、まだまだあります!また機会を見てご紹介したいと思います。