・給紙トレイ数・トレイ容量
使い勝手を考える上で非常に重要なのが、この給紙トレイ数やトレイ容量だ。給紙トレイが1つしかなければ、A4書類とL版写真を印刷するたびに紙を入れ替えなければならなくなることもある。また、前面給紙は便利だが、厚めの紙に印刷する場合は紙が大きく反ってしまうこともあるので注意したい。前面1つ、背面1つというのが理想かもしれない。
・印刷速度
どれだけきれいに印刷できるかというのはプリンターにとって最も大きな差別化ポイントだが、もう一つ重要なのが「印刷速度」だろう。いくらきれいでも、待てど暮らせど終わらないのでは意味がない。特に注目したいのがA4版の印刷速度なのだが、L版写真の印刷速度しか仕様表に表示していないモデルも多い。L版印刷が速ければA4印刷もある程度速いはずなので、参考にするといいだろう。
・印刷コスト
各メーカーとも、インクと用紙を合わせたL版写真の印刷コストを表示している(残念ながら日本HPのPhotosmartシリーズは表示していない)。最新モデルでは1枚20円前後といったところだ。
・USB端子の有無
カメラダイレクト印刷機能を搭載している場合は必須
・メモリーカードスロット
SDHCカードなどは、容量によっては読みとってくれない場合もあるので注意。
・無線・有線LAN機能
無線・有線LAN機能搭載なら、対応規格も知っておきたい。無線LAN機能搭載の場合はIEEE802.11b/gが一般的。有線LANについても、どの規格に対応しているか念のため見ておこう。