
株式投資を始めるきっかけとして人気なのが「株主優待」です。保有しているだけで自社商品や買物券などが受け取れるため、投資の楽しみを実感しやすい制度といえます。特に、9月は株主優待を実施する企業が多いことから、初心者にとって銘柄選びの選択肢が豊富なタイミングです。
ただし、優待内容だけで銘柄を選ぶのはおすすめできません。優待制度は変更や廃止となることもあるため、業績や配当、将来性なども含めて総合的に判断することが大切です。
今回は、優待内容が分かりやすく、比較的投資しやすい価格帯で、初めて株主優待に挑戦する人にもおすすめできる3銘柄を紹介します。
TOKAIホールディングス<3167>
TOKAIホールディングス<3167>はLPガスや宅配水、CATV、情報通信など、生活に密着した事業を展開する企業です。景気変動の影響を受けにくい事業が多く、安定した収益基盤を持つ点が特徴です。
100株以上を保有すると、自社グループの宅配水やQUOカード、食事券、TLCポイントなど複数の優待から好きなものを選択できます(契約や会員登録をしている方が対象のものもあり)。利用シーンに合わせて優待を選べるため、初心者でも満足度の高い優待制度といえるでしょう。
配当にも積極的で、株主還元を重視する姿勢を継続しています。優待と配当の両方を楽しみたい人に適した銘柄です。
ヤマダホールディングス<9831>
ヤマダホールディングス<9831>は、全国に「ヤマダデンキ」を展開する家電量販店大手です。近年は住宅やリフォーム、家具・インテリアなど住まい関連事業も強化し、事業の幅を広げています。
100株以上を保有すると、全国のヤマダデンキなどで利用できる株主優待券が贈られます。家電だけでなく、日用品や生活雑貨の購入にも利用できるため、普段の買い物で活用しやすい点が魅力です。
比較的少額から投資できることに加え、身近な企業で事業内容も理解しやすいため、株式投資を始めたばかりの人にも親しみやすい銘柄といえるでしょう。
ベルーナ<9997>
ベルーナ<9997>は、カタログ通販やEC事業を主力としながら、食品やワイン、ホテル、アパレルなど幅広い事業を展開しています。複数の事業を持つことで収益源を分散している点も特徴です。
100株以上を保有すると、自社取扱商品や食品、優待割引特典などから好きなものを選ぶことができます。食品やワインなど日常生活で楽しめる優待が多く、「優待が届く楽しさ」を実感しやすい銘柄です。
配当も継続して実施しており、優待と合わせた株主還元に積極的な企業として知られています。通販事業だけでなくホテル事業などの成長にも期待が集まっており、中長期で保有を検討する銘柄としても注目です。
まずは無理のない金額から始めてみよう
今回紹介した3銘柄はいずれも、優待内容が分かりやすく、日常生活の中で利用しやすいことが共通しています。株主優待は投資を楽しむきっかけになりますが、企業の業績や配当、将来性にも目を向けながら銘柄を選ぶことが大切です。
初めての株式投資では、一度に多くの銘柄へ投資する必要はありません。無理のない範囲で始め、優待を受け取りながら企業への理解を深めていくことが、長く投資を続ける第一歩になるでしょう。
※株主優待に関する情報は、記事執筆時点のものになります。詳細につきましては、各社が発表している株主優待内容をご確認ください。
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