現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。
では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:じゃにー
年齢性別:68歳男性
同居家族構成:本人、妻(65歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:静岡県
現在の現預金:1800万円、リスク資産:700万円
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万5000円
老齢厚生年金(厚生年金):11万5000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
そのほか(企業年金や個人年金保険など):個人年金60万円(年額)
年金以外の収入:不明
配偶者の収入:老齢基礎年金78万円、パート収入60万円(年額)
ひと月の支出:20万円
「行ってよかったシニアの旅先は京都の嵐山・嵯峨野エリア」
現役引退後は「1年に2~3回程度、夫婦ふたり旅」をすることが多いというじゃにーさん。
シニアになって行ってよかった旅先は、「2023年11月に妻」と訪れた「2泊の京都の嵐山・嵯峨野エリア」旅行だそう。
「結婚40周年の記念に京都の寺院をゆっくり巡ることにしました。嵯峨野の竹林の道から常寂光寺へ抜けるルートは、紅葉が見事で感動。若い頃なら『次のスポットへ!』と急いでいたところを、ベンチに座って1時間近く庭園を眺めるという、ぜいたくな時間の使い方ができた」と旅の思い出を振り返ります。
嵐山・嵯峨野エリアを訪れるなら「週末は混雑するため、平日の火曜日から木曜日あたりを狙って行くのが一番です。嵐山周辺は坂道や石畳が多いので、靴はウォーキングシューズ一択です」とじゃにーさん。
なお旅行にかかった費用は「2名分で交通費が約4万円、宿泊費(1泊2食付きの宿)8万円、食事や拝観料など約4万円です」とあり、総額16万円ほどとなったようです。
「シニア旅は若い頃よりもずっと心豊かなものになる」
年金生活における旅費のやりくりについては「毎月の年金支給額の範囲内で生活費をやりくりし、旅行費は現役時代の貯蓄や、個人年金の給付分から出すように決めています」とのこと。
シニア旅行ならではの心配事は、「一番は体力。膝に持病があるため、長距離移動が心配でしたが、事前に『階段の少ないルート』をネットで調べておいたのが功を奏しました。またスマートフォンの地図アプリやタクシー配車アプリを使いこなせるように練習しておいたので、現地で迷って歩き回るロスを減らせた」と言います。
最後に旅行を計画しているシニア世代に向けては「1日の予定は午前に1カ所、午後に1カ所程度にするのが、最後まで笑顔で旅を終えられる秘訣(ひけつ)です。また保険証のコピーとお薬手帳は必ず持参してください。準備さえしっかりすれば、シニア旅は若い頃よりもずっと心豊かなものになります!」とアドバイスされていました。
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