
物価高が続く中、周りはどんなふうに家計を管理しているのか気になる人は少なくないでしょう。
All About編集部は全国10~60代の250人を対象に「物価高で削った支出・譲れない支出」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、和歌山県に住む58歳女性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール
【和歌山県在住58歳女性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・職業:専業主婦
・世帯年収:600万円
・貯蓄額:約1500万円
・家賃(住宅ローン):0円(維持費別途)
・間取り:一軒家
・食費:6万円
・交際費:4万5000円
・電気代:8000円
・ガス代:3000円
・水道代:8000円(夏は8000円を超える)
・通信費:1万円
・車の維持にかかる費用:3万円(保険代など)
・毎月貯蓄に回している額:2万円
支払えないことはないが…
物価高によって家計は「やや影響を受けている(工夫や我慢が必要)」と回答した女性。
「支払えないことはないが、一度の買い物の金額が高い。消耗品の質が悪くなった上に価格が上がっている」と、その影響度合いを語ります。
そんな中、女性が家計を守るために“真っ先に削った支出”は「外食代」だといいます。「最低3回は行っていたのを回数を減らす」ことで、月1万円ほど出費を抑えることができたそう。
外食代から見直した理由は「外出した際、外食しても、金額が高く感じたのと、対価というか、外食することに対しての満足度があまりに低く感じたから」とのこと。
その後、家計や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。
「自宅で食事をすることが増えて、食事内容を考えるなどして、手づくりできるものは作ってみるようになった。特にパンなど、作ったものを近所の方にお分けすると喜ばれる」
開いた風呂敷を閉じるように…
工夫して物価高から家計を防衛している女性ですが、一方で「これだけは譲れない」と支出があるといいます。それが「書籍代」です。
「昔から好きな作家さんや、時代に即した内容の本など、読んでみたい思いが強いので、ほかの部分を削ってでも読みたいものがある」
物価高で混沌とする中でも、読書をこよなく愛する女性の思いがうかがえます。
最後に、今後も物価や社会情勢の変化が予想される中、どのような家計や暮らしを目指していきたいか聞きました。
「無駄なものを見直して、これから開いた風呂敷を閉じるように始末していくように生活しないとなと考えています。気持ちは、豊かに品良くいたい」
<調査概要>
物価高で削った支出・譲れない支出に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月8日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:75人、女性:174人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






