
料理を作って食べ終わり、1日の仕事を終えたと思ったらシンクに洗い物の山が……という状況は誰でもうんざりしてしまいますよね。そんなときにあると便利な食洗機は、既に使っている人も多いのではないでしょうか。
しかし一方で「乾燥させても食器に水滴が残っている」という不満の声も耳にします。そこで本記事では、食洗機を使う工程で、水滴を残さないためにできる工夫を5つお伝えします。
ポイント1. 糸底のある食器は斜めにセットする
もっとも水滴が残りやすいのは、やはり「糸底」の部分でしょう。お椀や茶碗などの食器の底には、基本的に糸底と呼ばれる台がついており、これらの食器を食洗機に伏せてセットすると乾燥しきれず水が残ってしまいます。糸底がある食器は斜めにセットし、水がたまりにくいようにしましょう。
ポイント2. 乾燥が終わったらすぐに扉を開ける
乾燥後、すぐに扉を開けずにそのまま放置していると、庫内の水蒸気が水滴になって食器についてしまう場合があります。そのため、乾燥が終わったらできるだけ早く食器を取り出すのがベスト。取り出す時間がない場合でも、扉を少し開けておくだけで蒸気が逃げるので、水滴が残るのを防いでくれます。
ポイント3. ドライキープ機能を活用する
そうは言っても食洗機は外出中や就寝中に使用することも多く、すぐに取り出したり扉を開けたりすることができない場合もあると思います。そんなときは、多くの食洗機に搭載されている「ドライキープ」機能を活用しましょう。水滴戻りを抑え、時間をおいてもカラッとした状態を保ってくれます。
ドライキープ機能を使うと運転状態が続くため「高い電気代がかかる」と思っている人も多いですが、実際は送風と停止を繰り返しているだけなので、電気代は微々たるもの。メーカーにもよりますが、1回当たり(約100分の運転)で1円かからない程度です。
ポイント4. リンス剤(乾燥仕上げ剤)を使う
ビルトイン食洗機の中には、温風による乾燥機能がないモデルもあります。主にフロントオープン式という扉が手前に大きく開くタイプに多く、食器を高温洗浄後、扉を自動で開いて庫内の蒸気を逃すことで食器を乾燥させる仕組みとなっています。温風乾燥をしない分電気代が抑えられたり、お皿を傷める心配が少なかったりする一方で、やはり乾燥機能がないため「毎回水滴が残ってしまう」と気になる人もいるかもしれません。
もし使用中の食洗機にリンス剤投入口があるなら、ぜひリンス剤を試してみてください。水滴がつきにくくなり、白い水滴跡(カルキ)も残らないので、よりきれいに仕上がりますよ。
ポイント5. そもそも食器選びを考慮する
最後の手段は「そもそも乾燥しやすい食器を選ぶ」ことです。筆者自身、できるだけ食洗機で食器を洗いたいので、どんな食器もまず「食洗機対応」であるかを確認します。今は100円ショップからライフスタイルショップ、ちょっとおしゃれなブランドまで、食洗機OKなものが増えていてうれしいですね。
そのうえで考慮したいのが「素材」です。例えばガラスや磁器は熱が伝わりやすく冷めやすい性質があるため、高温で洗浄した後に送風で冷やされると、表面に水滴が残りやすくなります。逆にプラスチックは熱伝導性が低いため、高温すすぎでもあまり温度が上がらず、やはり乾きにくい傾向があります。一方、陶器は熱がたまりやすく冷めにくいので、高温すすぎの後でも温度が下がりにくく、乾燥しやすい素材です。
これらの工夫をしても条件によっては水滴が残る場合もあります。そんなときは、割り切って片付けのついでにさっと拭き取ってしまいましょう(笑)。ふきんがびっしょり濡れるほど大量の水滴が残ることは少ないはずなので、細かいことはあまり気にせず、上手に活用してみてください。





