
物価高が止まらず、家計への影響が続いています。これまで当たり前のように買っていた、食べていたものも値段が上がってしまい、仕方なく我慢せざるを得ない人も多いはず。
All About編集部は全国10~70代を対象に「物価高で我慢していること」に関するアンケートを実施しました。その中からユーザーのリアルな生活実態を紹介します。
米代が高くなり……
今回紹介するのは、埼玉県に住む40歳女性の生活実態です。
【埼玉県在住40歳女性、1カ月の出費内訳】
・家族構成:独身(子あり)
・雇用形態:正社員
・職業:事務
・年収:300万円
・貯蓄:0円
・家賃(住宅ローン):6万円
・間取り:2LDK
・食費:5万円
・交際費:2万円
・電気代:8000円
・ガス代:4000円
・水道代:1500円
女性は、物価高によって、以前は当たり前に買っていたものを買い控えたり、完全に買わなくなったりしたものがあるといいます。
「無農薬の玄米。米が高くなってきて、無農薬の玄米を購入すると、さらに米代がかかるので、毎月購入していたのですが、時々購入するよう変更しました」
無農薬の玄米を使用するという、健康に配慮した家計のやりくりがうかがえました。
「完全に買うのをやめました」
もちろん物価高による影響は家計だけではなく、スーパーやコンビニで販売されている商品にも及んでいます。販売される商品の価格は変わらないまま内容量が減っていく、いわゆる「ステルス値上げ」はSNSでたびたび話題になります。
女性は「ポテトチップス」にステルス値上げを感じているといいます。
「時々ポテトチップスを購入しますが、袋を開けるとほぼ入っていないと思う程、少量で驚きます。昔はたくさん入っていたので食べ応えがありましたが、今は少しつまんだ程度でなくなります。体にも悪いので完全に買うのをやめました」
女性は「価格が上がると購入しにくくなるので、値上げせずに量を減らすのは妥当かなとも思います」と、理解を示しています。
そして、物価高の影響で、頻度を減らしたり質を下げたりした「娯楽・趣味」もあるとか……。
「映画です。サブスクがメジャーになり、最新の映画も配信が早いので、全て自宅で観るようになりました」
映画鑑賞さえ何とか方法を考え、家計をやりくりして実現しているそう。
物価高でも削りたくないもの
また最近は、本当は食べたいのに、値段を見て泣く泣く棚に戻した切ない経験もあったといいます。
「国産の有機野菜です。日によっては価格が3倍くらいすることもあり、さすがに購入できず棚に戻すこともあります」
いろいろなことを我慢しなければいけない状況の中、女性は「外食代」だけは削りたくないといいます。
「普段は全て自炊で健康的なメニューを心がけているので、月に何度かはあまり気にせず好きなものを食べたいです」
食事の仕方や、食材選びにメリハリをつけている女性。このように我慢とゆとりのバランスが、物価高に対応するのに大切なのかもしれません。
<調査概要>
物価高で我慢していることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2026年2月5~6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:77人、女性:168人、回答しない:4人、その他:1人)
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