人間関係

アラフィフ女性が「捨てると楽になるもの」3選。人生後半が軽くなる手放し術

身体や体調の変化、家族、仕事のことなど、年代特有の悩みを多く抱えるアラフィフ女性。ですが、不必要なものを捨てることで精神的に楽になれることもあります。「手放した方がいい3つのもの」を紹介します。

ひかり

ひかり

恋愛・人間関係 ガイド

コラムニスト。夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。数々のメディアでコラムを掲載している。著書に「“子供おばさん”にならない、幸せな生き方」(ステップモア)、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。

...続きを読む
「不必要なもの」を手放して楽になろう(画像:PIXTA)

「不必要なもの」を手放して楽になろう(画像:PIXTA)

更年期特有の体調不良、親の介護、思春期の子どもとの関わり方……アラフィフ女性は、仕事やお金の問題はもちろんのこと、これまでになかった悩みが増えてきます。だから、40代の延長のような感覚でいると戸惑うことも少なくありません。

そんなときは、「不必要なもの」を手放すことで、精神的にも楽になれることがあります。

「アラフィフになると出てくる心境の変化」と「手放した方がいい3つのもの」について、紹介します。
<目次>

アラフィフが捨てるといいもの1:見栄&自分らしくないもの

よく「おばちゃんになると、人の目が気にならなくなる(場合によっては、がさつになる)」なんて言われますが、必ずしも悪いことではありません。

“人の目ばかりを気にして、自分らしさを失っている人”に幸せな人はいないからです。

個人差はありますが、若いころとは違って、周りから「中年の女性」と扱われるようになることで、「きれいな女性でいなければ!」「若く見られなければ!」というプレッシャーが減り、心が吹っ切れてくる人は少なくありません。

さらに、加齢による体の変化により、「美容以上に健康であることが重要」だと感じることが増え、ファッションは“体が楽なもの”を選ぶようになってきます。

はっきり言ってしまえば、それでいいのです!

逆に、いつまでも「人からの称賛のために、見栄を張って生きること」「若い見た目を維持すること」を重要視し、自然の流れに逆らっていると、無理がたたって体を壊したり、周りの人からは「痛々しい人」だと見られたりすることも。

アラフィフになったら、周りの目より、“自分の心地よさ”を大切にした方が、結果的に「すてきな年の重ね方をしている」と評価が上がることはあるでしょう。

アラフィフが捨てるといいもの2:“人生の時間”を無駄にするもの

アラフィフになると、多くの人が感じることがあります。それは……「時間がない!」「現役でいられる時間が残り少ない!」ということ。

アラフォーのときは、「まだまだ時間がある」と油断していても、アラフィフになると、否応なしに10年後を考えることが増えます。そのころには還暦になり、会社員の場合は、定年が現実的な年齢に近づいてきます。

さらに、体力の低下や更年期特有の症状も出てきて、“アクティブに動ける時間”が限られていることを肌で感じてきます。

「定年退職してから好きなことをしよう」なんて考えていても、実際にその年齢になってしまうと、体力も気力も失ってしまっていることも。

それにより、“人生”というスケールでものを見るようになり、「お金」よりも「時間」の方が大事だと感じる人は増えてきます。

人生の後半戦は、やりたかったことに挑戦!

特に、“他の人と同じような生き方”をして安心していた人の中には、「私の人生、これでいいんだっけ?」「このまま高齢者になったら、後悔しそうだ」と思い直す人が出てきます。

心で葛藤しながらも、行動に移せずグズグズしていると、どんどん精神がまいってしまいます。

ちょっと勇気は必要ですが、これからの時間はできる限り“本当にやりたいこと”に費やすようにしてみることは大切です。

アラフィフの人の中には、ずっとやりたかったことに挑戦する人も意外といます。例えば、これまではメディアの第一線で仕事をしてきたけど、人生を見つめ直し、一から勉強して飲食店を始めた人などもいます。

周りから「これまでのキャリアを捨てるのはもったいない」と言われても、アラフィフになると、「損か得か」よりも「自分はどんな人生を歩んでいきたいのか」の方を重視したくなる人が増えてくるのです。

もちろんお子さんがいる場合は、生活費や学費なども考慮する必要は出てきます。でも、それらの問題がクリアできる場合は、人に認めてもらうことよりも、「自分が納得できること」の方が大切。誰のものでもなく、「自分の人生」ですしね。

アラフィフが捨てるといいもの3:過去にとらわれた生き方&心の傷

自分だけではなく、周りの人も同じように「残りの時間が減ってきている」もの。だから、後悔しないためにも、自分の方が一歩大人になって、相手を許せるようになった方がいいことも出てきます。

例えば、アラフィフ世代の多くは、「親の介護」の問題が出てきます。それだけでも大変なことですが、中には、親との関係が悪く、これまでは距離を置いていたのにお世話をする必要が出てくる人もいます。

さまざまな家庭環境があるのでケースバイケースではありますが、過去のことをずっと根に持ち、親を許さず、意地を張ってしまったことで、のちに後悔する人は少なくありません。

なぜなら、多くの人にとって親は、切っても切れない存在。不仲だったとしても、心ではつながっていることも多い。だからできることなら、残りの時間は、自分のためにも「後悔しない関わり」を持った方がいいことは多いのです。

親孝行したいときには親はなし……後悔しない選択を!

親が元気なうちは、けんかしていてもいつか仲直りのチャンスはありますが、自分がアラフィフになった頃には親は高齢になり、意地を張っていては疎遠のままお別れになってしまうことも起こり得ます。

「親孝行したいときには親はなし」ということわざがありますが、最後まで親と向き合わなかった人は、心に深い傷を残しがち。逆に、「終わりよければ全てよし」という言葉があるように、残りの時間で年老いた親と向き合い、心を通わせられた人は、なんだかんだで自分の心が納得できることが多いのです。

年を重ねるにつれて、いろいろなことに気付くこともあります。例えば、これまでは「親が悪い」と思っていても、実は自分にも落ち度があり、「親に理想を求めてばかりで、受け止められていなかったこと(本当の意味で、親を愛せていなかったこと)」とか。

結局、完璧な親などいないので、ある程度「“こういう人”なんだ」と割り切って付き合っていくことも大切。“自分のため”にも、「過去は水に流す」「許す」方が、結果的に精神が楽になれることは多いでしょう。

意外と親との関係がうまくいくようになると、自分の子どもとの関係も良好になる人がいます。そういう人は、子どもに対しても「“こういう性格”なんだ」と認め、見守る姿勢が持てるようになることで改善することも。

自分の心にある“負の部分”が、あらゆる人間関係に支障をきたしていることは多いので、改善した方がいろいろな人とうまく付き合いやすくなる可能性があるのです。

“心が楽になる生き方”を目指そう!

「年を重ねるにつれて、生きるのが楽になった」と言える人は、今回紹介した「見栄&自分らしくないもの」「“人生の時間”を無駄にするもの」「過去にとらわれた生き方&心の傷」を手放していることが多いもの。これらがあると、“自分らしい人生”や“本当の幸せ”をつかみにくくなってしまうからです。

もちろん50代になる前でも、できることならこれらを捨てた方がいい。とはいえ、「言うは易く行うは難し」で、意外と難しいのです。

人生の後半戦に入って、「時間に限りがある」というちょっと“切羽詰まった思い”を抱くアラフィフだからこそ、捨てる勇気を持てることも……(苦笑)。

“心が楽になる生き方”を目指したいものですね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます