通常貯金は、日々の生活を支えるメイン口座です。「利息よりも引き出しやすさが一番」という声がある一方で、物価上昇が続く今、「少しでも有利な金利で預けたい」と考える方もいるでしょう。
そこで今回は、利便性の高い「ゆうちょ銀行」と、驚異的な金利を提示する「ネットで預け入れできる銀行」で、100万円を1年間預けた場合、手元に残る利息にどれほどの差が生まれるのか比較してみましょう。
ゆうちょ銀行の通常貯金に100万円を1年預けたら?
まずは、金利改定によって受取利息がいくらになるのかを確認してみましょう。なお、利息には一律20.315%の税金がかかります。【通常貯金:100万円を1年間預けた場合】
・2026年2月9日から:金利0.3%……約2391円(税引き後)
※上記は、金利・残高が1年間変わらなかった場合の単純計算です。
かつての超低金利時代に比べれば、普通預金で2000円以上の利息がつくのは大きな変化と言えます。
●ゆうちょ銀行の強みは「圧倒的な使い勝手」
ゆうちょ銀行の通常貯金は、いわば私たちの生活を支える「おサイフ代わり」の口座です。利息以上に注目すべきは、その圧倒的なネットワークと利便性です。
全国津々浦々に店舗やATMが網羅されているため、転勤や旅行先でも「お金が下ろせない」という不安がありません。また、郵便局やゆうちょ銀行内に設置されたATMなら、曜日や時間帯を問わず入出金手数料が無料。無駄なコストが抑えられるのもうれしいですね。
さらに、給与・年金の受け取りや、さまざまな公共料金の引き落としといった決済機能が高く、日々の生活口座として安定感があります。
参照:ゆうちょ銀行「貯金金利の引き上げのお知らせ」
ネットで預け入れる銀行の普通預金に100万円を1年預けたら?
ゆうちょ銀行には圧倒的な利便性がありますが、より「増やすこと」を重視する場合、ネットで預け入れできる銀行が提示する金利はとても魅力的です。ここでは、2026年初頭に普通預金の金利を引き上げる注目の2行をご紹介します。利息には一律20.315%の税金がかかります。●あおぞら銀行
あおぞら銀行は、BANK口座で2026年2月2日(月)より普通預金の金利を年0.5%から年0.75%へ引き上げます。金利改定後の金利で受取利息を計算すると以下のとおりです。なお、利息には一律20.315%の税金がかかります。
【普通預金に100万円を1年間預けた場合】
・2026年2月2日から:金利0.75%……約5977円(税引き後)
※上記は、金利・残高が1年間変わらなかった場合の単純計算です。
ゆうちょ銀行(通常貯金)の利息と比較すると、約2.5倍もの利息が期待できます。普通預金としては国内最高水準の選択肢と言えるでしょう。ただし、金利年0.75%が適用されるのは残高100万円以下の部分です。100万円を超えると金利は「0.35%」が適用されます。
参照:あおぞら銀行「普通預金」
●島根銀行スマートフォン支店「しまホ!」
島根銀行のスマートフォン支店「しまホ!」も、2026年1月9日(金)より普通預金の金利を年0.5%から年0.7%へと引き上げます。金利改定後の金利で受取利息を計算すると以下のとおりです。なお、利息には一律20.315%の税金がかかります。
【普通預金に100万円を1年間預けた場合】
・2026年1月9日から:金利0.7%……約5578円(税引き後)
※上記は、金利・残高が1年間変わらなかった場合の単純計算です。
「しまホ!」の魅力は、全国どこからでもアプリ1つで簡単に口座開設ができる点です。地方銀行ながら、学生や「少しでもおトクに家計を運用したい」という全国のユーザーから厚い支持を受けています。
参照:島根銀行スマートフォン支店「しまホ!」
金利差を活かした「お金の置き所」の再検討
ゆうちょ銀行の通常貯金は、年0.3%への引き上げで使い勝手のよさがさらに増しました。しかし、100万円を預けても年間の利息は2000円台にとどまります。一方、あおぞら銀行のBANK口座や島根銀行スマートフォン支店などネットで預け入れができる銀行を活用すれば、ゆうちょ銀行の2倍以上の利息を受け取れます。
もし、少しでも多い利息を受け取りたい、効率よく資産を増やしたいと考えるのであれば、この機会に「お金の置き所」を検討してみてはいかがでしょうか。








