今回はAll About編集部が実施した節約に関するアンケートから、44歳女性の失敗談を紹介しながら、「残り湯洗濯」で節約するときの注意点などについて、ファイナンシャルプランナーでAll About 家計簿・家計管理ガイドの二宮清子さんが解説します。
回答者のプロフィール
回答者本人:44歳女性家族構成:既婚(子あり)
雇用形態:パート・アルバイト
職業:事務
世帯年収:750万円
現在の年収や暮らしに満足しているか:満足していない
水道代が倍になり節約を意識
水道代の節約で失敗してしまった44歳の女性。「子どもが生まれてから水道代が倍くらいになったことがあって、少しでも節約しようと思ったのが理由です」ときっかけを語ります。
具体的には、洗濯に使う水を自宅の風呂の残り湯に変えたそう。しかし……。
「服が黄ばんできて衛生的によくない結果になり、失敗してしまいました」
洗濯はお金がかかってもきれいな水で
風呂の残り湯では服の汚れがきれいに落ちなかったそう。それどころか、「残り湯には皮脂などが含まれているからか、余計に汚れた感じがしました」とのこと。
女性はこの失敗から「家族にはスッキリ汚れが落ちた服を着せないといけない」と実感したようです。
「洗濯はお金がかかってもきれいな水で洗うようにしました」とコメントしています。
残り湯を使う際の注意点
残り湯洗濯の注意点や水道代を節約するときのポイントについて、二宮清子さんにお聞きしました。二宮:子どもの誕生をきっかけに水道代が増え、「何とか節約しよう」と工夫された姿勢そのものはとても前向きで、すてきな心掛けです。ただし、節約が衛生面や生活の快適さを下げてしまっては本末転倒。特に洗濯は家族の健康に直結するため、かけるべきコストと抑える工夫を分けて考える必要があります。
実は私自身も残り湯洗濯で失敗した経験があります。ホースの出し入れで床が水浸しになったり、洗濯物に入浴剤の香りが残ってしまったりと、思わぬストレスがありました。さらに最近の洗濯機は節水型が主流で、残り湯を使っても大きな節約につながらないケースも少なくありません。
残り湯を使う際の注意点は、衣類洗いには使わず予洗いまでにとどめること。水道代を賢く節約するには、家庭で水を多く使う「トイレ・台所・風呂」に絞って対策するのが効果的です。トイレは大小レバーを使い分ける、台所は食洗機を活用する、風呂は節水型シャワーヘッドに交換するなど、ポイントを押さえた節水を心掛けましょう。無理のない方法こそ、長く続く家計管理につながります。
【二宮清子プロフィール】
ファイナンシャルプランナー。家計管理や節約を軸に、生活に寄り添った提案を行うファイナンシャル・プランナー。家庭科の教師としての勤務経験があり、赤字家計を脱出した自分の体験から、ユーザー目線でのアイデアを発信している。All About 家計簿・家計管理ガイド。
<調査概要>
節約の体験談に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2025年8月28日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:63人、女性:137人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
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