家計簿・家計管理

お年玉、1人あたりの相場はいくら?学年別ランキング、高校生は「9001円~1万円」が最多

株式会社インテージは、全国の15歳から79歳の男女5000名を対象に実施した「2026年お年玉調査」の結果を公開しました。※サムネイル画像:PIXTA

All About 編集部

株式会社インテージは、全国の15歳から79歳の男女5000名を対象に実施した「2026年お年玉調査」の結果を公開しました。

調査の結果、デジタルネイティブ世代を中心にキャッシュレス化への要望が高まっているほか、お年玉予算の1人あたりの金額について、学年別のランキングも発表しています。

若者の4割が「スマホ決済」を希望

20歳以下の若年層に、お年玉をスマホのキャッシュレス決済でもらいたいかたずねたところ、38.5%が「もらいたい」と回答しました。これは昨年の30.5%から8ポイントの急増で、2023年の調査開始以来最高を記録しています。
今度のお年玉をキャッシュレスでもらいたい?(出典:株式会社インテージ)

今度のお年玉をキャッシュレスでもらいたい?(出典:株式会社インテージ)

これに対し、あげる側(18歳以上かつ今度のお正月にお年玉を渡す予定の人)に、どのようにお年玉を渡すかたずねたところ、9割以上が「現金(手渡し)」と回答しました。

その理由として「現金の方がありがたみが伝わる」「対面の方が反応や感動が大きい」といった声が多く、キャッシュレス操作への不安よりも、直接手渡す文化的な重みをあえて選んでいるようです。

お年玉予算 1人あたりの金額ランキング(学年別)

では、お年玉をあげる場合、1人あたりいくらあげているのでしょうか。

調査では、渡す相手の学年別に「お年玉予算 1人あたりの金額ランキング」を集計しています。
学齢別・1人当たりのお年玉予算(出典:株式会社インテージ)

学年別・1人当たりのお年玉予算(出典:株式会社インテージ)

学年別に、最多となった金額は以下のとおりです。

小学生未満:
1~1000円

小学校低学年:
2001~3000円

小学校高学年:
4001~5000円

中学生:
4001~5000円

高校生:
9001~1万円

大学生・専門学校生・短大生:
9001~1万円(約3人に2人)

学年が上がるにつれて金額帯も引き上がっており、高校生以上では「1万円前後」が一つの目安となっていることがわかります。

今回の調査ではほかにも、お年玉の総額予算やお年玉についての気持ち(あげる側の意識)についても聞いています。

調査結果からは、キャッシュレスへの関心が高まる一方で、金額や渡し方については年齢に応じた一定の目安を意識しながら、年始の恒例行事としてお年玉を続けたいと考える人が多い様子がうかがえます。

<調査概要>
調査地域:日本全国
対象者条件:15~79歳の男女
回答数:5000 ※国勢調査にもとづき性別・年代・地域を母集団構成に合わせて回収
調査実施期間:2025年11月19日(水)~25日(火)
調査方法:モニターへアンケート調査

出典:2026年お年玉調査 キャッシュレスでもらいたい39%で8ポイント増
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/12/31まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます