株式会社帝国データバンクの調査(2025年12月26日時点)によると、2026年の食品値上げ予定品目数は前年と比べて減少し、2026年春にかけて爆発的な値上げラッシュは発生しない見通しです。
2026年の値上げは、前年比4割減ペースの3593品目
この調査は、帝国データバンクが主要メーカーの発表した「価格改定情報」に基づいて、食品の値上げ動向などを毎月分析しているものです。これによると、2026年の値上げ品目数は4月までの判明分で累計3593品目にとどまる見込みであることが分かりました。前年同時期に公表された2025年の見通し(6121品目)と比較して、約4割減のペースとなっています。
また2025年は、4月に4225品目、10月に3161品目など大幅な品目数の値上げが続きましたが、2026年春にかけては、数千品目が一斉に値上がりするような動きはいったん落ち着きを見せると予測されています。
調味料・加工食品・飲料が全体の約9割を占める
2026年の値上げを食品分野別でみると、「調味料」(マヨネーズやドレッシング、みそ製品など)が最も多く1603品目でした。次いで、「加工食品」(冷凍食品や即席麺、パックごはんなど)が947品目、「酒類・飲料」(PET緑茶製品や果汁飲料、焼酎など)が882品目となっており、この3分野で全体の約9割以上を占める結果となりました。 帝国データバンクの分析によると、爆発的な値上げラッシュの傾向は見込まれないものの、値上げそのものがなくなるわけではありません。
2025年には、月間1000品目前後が値上がりする状況が常態化しており、この流れは2026年も続くとみられています。
値上げが日常生活の一部として定着した今、家計のやりくりも「今だけの節約」から「無理なく続けられる工夫」へと切り替えることが求められそうです。
出典:2025年の飲食料品値上げ2万609品目 値上げ「常態化」の1年に 2026年の値上げは約3500品目、今年の4割減ペース








