暮らしのお金

金に刻印されている「K24」「K18」の“K”って何ですか? 数字の意味も気になります【専門家が回答】

価格の上昇で話題を集める「金」。アクセサリーなどの金製品には「K24」「K18」などと刻印されていますが、一体どのような意味なのでしょうか。金にまつわる素朴な疑問に、お金の専門家である筆者が回答します。 ※画像:PIXTA

伊藤 亮太

伊藤 亮太

株式・ファイナンシャルプランナー ガイド

ファイナンシャルプランナー(CFP®)

慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。その後証券会社にて、営業、経営企画部門等を経て、独立系FP会社「スキラージャパン株式会社」設立。ファイナンシャル・プランナーとして、家計簿診断などのライフプランニング、資産運用、保険の見直しなどの相談を行う。執筆・講演も金融機関をはじめ多岐に渡る。

...続きを読む
金製品に刻印されている「K24」のKと24の意味って……? ※画像:PIXTA

金製品に刻印されている「K24」のKと24の意味って……? ※画像:PIXTA

国内の小売価格が最高値を更新するなど、今注目が集まる「金(ゴールド)」。ネックレスや指輪などの金製品に、「24K」「18K」などと刻印されているのを見たことがある人は多いでしょう。

ただ、そもそも「K」が何を示していて、また数字によってどんな違いがあるのか、意外と知らないことも。金の素朴な疑問について、All About 株式・ファイナンシャルプランナー ガイドの伊藤亮太が解説します。

Q. 「K24」の“K”・“24”とは、どんな意味ですか?

K24とは、「24カラット」を意味します。金の純度(カラット)は、24分率で表されることになっているため、K24は24/24、つまり100%の金、純金であることを意味します。K18の場合は、18/24=75%の金を意味します。K24と表記される場合と24Kと表記される場合がありますが、いずれも同じ意味です。カラット(Karat)は純度を表しており、ダイヤモンドなどの宝石の重さを表すカラット(Carat)とは意味合いが異なります。

金の純度を24分率で表すのは、古代ローマ時代の金貨1枚に対して銀貨24枚に相当すると定めたことに由来します。銀貨1枚の重さを1カラットとしたときに、金貨は24カラット分に相当するためです。

Q. 純度ごとに硬さや色は違う?

はい、異なります。K24である純金は柔らかく変形しやすいこともあり、銀や銅、パラジウムなどのほかの金属を混ぜ合わせることで硬度や耐久性を向上させて指輪やアクセサリーに用いられるケースが多くなっています。

純金は山吹色ですが、他の金属を混ぜることで色は変わってきます。例えば金と銅の合金はピンクゴールド、パラジウムと金の合金はホワイトゴールドと呼ばれるように、金の純度や金属の組み合わせにより色合いは異なってきます。

Q. K24、K18、K14など純度によって資産価値は異なる?

金がどの程度の割合で入っているかによってK24、K18、K14などに区別されます。他の金属のことを考慮せず、同じ量目で考えるのであればK24の価値が最も高くなります。なお、例えば9gのK24と、12gのK18では含まれる金の量目は9gで同じとなるため、資産価値はほぼ同じと考えてよいでしょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます