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新デバイス「glo Hilo Plus」は「glo Hilo」と何が違う? 実際に吸い比べてみた

加熱式たばこ「glo」シリーズから、新デバイス「glo Hilo Plus」が9月1日より全国で発売されました。本記事では新モデル「glo Hilo Plus」と従来モデル「glo Hilo」の違いについてご紹介します。※画像:筆者撮影

伊藤 浩一

伊藤 浩一

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ブログ「伊藤浩一のモバイル+モビリティライフ応援団」主宰。モバイルユーザーとしてレビューを毎日掲載しながら、日本のスマートフォンシーンの盛り上げを行い、アクセス数は月間30万を超えるブログとなっている。

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glo Hilo Plus(下)とglo Hilo(上)

glo Hilo Plus(下)とglo Hilo(上) ※画像:筆者撮影

加熱式たばこ「glo」シリーズから、新型デバイス「glo Hilo Plus」が9月1日より全国で発売されました。これまで宮城県で先行発売されていた「glo Hilo」も同日から全国で購入できるようになっています。本記事では「glo Hilo Plus」と従来モデル「glo Hilo」の違いについてご紹介します。

9月1日より全国で販売中の新デバイス「glo Hilo Plus」

「glo Hilo Plus」はブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社(以下、BATジャパン)から登場した加熱式たばこデバイスで、価格は6980円(税込)です。9月1日から全国で発売されています。

一方、2025年6月から宮城県で先行発売されていた「glo Hilo」は3980円(税込)で、専用たばこスティックの「virto」(20本入り、税込580円)とともに同日から全国販売が始まりました。
glo Hilo Plusのパッケージ

glo Hilo Plusのパッケージ ※画像:筆者撮影

「glo Hilo Plus」のカラー展開は「ルビー」「オニキス」「サファイア」「アンバー」の全4色。全色公式オンラインストアで販売中ですが、「ルビー」のみ全国のコンビニエンスストアでも購入可能とのことです。(※一部店舗では取り扱いがない場合もあります)

「glo Hilo Plus」はglo初の2Way仕様“セパレート型デバイス”

EasySwitchペンと充電ケース

EasySwitchペンと充電ケース ※画像:筆者撮影

「glo Hilo Plus」の最大の特徴は、ペン型の本体と充電に使用するケースが分かれる「セパレート型」構造であることです。EasySwitchペンのみを使用する「ペンスタイル」と、充電ケースにペンを収納して使用する「一体型スタイル」の2通りの使い方ができる2Way仕様となっています。
2通りの方法で吸う

2通りの方法で吸う ※画像:筆者撮影

EasySwitchペンと充電ケースの一体型スタイル

EasySwitchペンと充電ケースの一体型スタイル ※画像:筆者撮影

また、本体であるEasySwitchペンに搭載されているEasyViewタッチスクリーンでは、モードの選択をすることができます。「スタンダードモード」と「ブーストモード」の2種類があり、スタンダードモードのセッションの長さは5分10秒、ブーストモードは4分10秒です。デバイスがフル充電されている場合、スタンダードモードでは20回、ブーストモードでは25回のセッションが可能です。

充電は充電ケースのUSB-Cポートから行います。50分で80%まで充電できる「高速充電」に対応しており、90分でフル充電が完了します。
たばこスティックの中央にクォーツが刺さった跡と外側に赤外線加熱の跡

たばこスティックの中央にクォーツが刺さった跡と外側に赤外線加熱の跡 ※画像:筆者撮影

「glo Hilo」と同じく、「glo Hilo Plus」にもTurboStartテクノロジーが採用されており、加熱時間はなんと10秒以内です。たばこスティックを、内側からは刺さったクォーツによる加熱、外側からは赤外線による加熱という二重加熱のシステムで熱し、驚異の加熱時間を実現しました。
新スティックvirto

新スティックvirto ※画像:筆者撮影

「glo Hilo Plus」に対応するたばこスティックは、「glo Hilo」シリーズ専用の新銘柄「virto」のみとなっています。レギュラー、メンソール、フレーバーメンソールの3タイプに分類される、全8種類のフレーバーが用意されており、スティック全体に無駄なく熱が伝わるよう独自に設計された構造によって吸い心地のよさを実現しています。また、たばこ葉がデバイスに落ちない「StickSealテクノロジー」が搭載されているので、デバイスの掃除が不要です。
「myglo」アプリ

「myglo」アプリ ※画像:筆者撮影

専用アプリ「myglo」では、デバイスの使用状況の管理、ディスプレイのパーソナライズ、デバイスを紛失した際の位置情報の確認、ロック機能などの利用が可能です。

glo Hilo Plusとglo Hiloの違いは? 実際に吸い比べてみた

ここからは「glo Hilo Plus」と「glo Hilo」の違いを見ていきましょう。
glo Hilo Plus(左)とglo Hilo(右)

glo Hilo Plus(左)とglo Hilo(右) ※画像:筆者撮影

まずデバイスは、「glo Hilo Plus」がEasySwitchペンと充電ケースのセパレート型、「glo Hilo」は従来のgloシリーズと同じバッテリー一体型となっています。

サイズや重量は、充電ケースに本体のペンをセットした状態の「glo Hilo Plus」が約118.1×42×19.5mmで重さは124g、「glo Hilo」は約123.4×30.3×16mmで重さが75gとなっており、「glo Hilo Plus」のほうが大きく重量もあります。しかし、「glo Hilo Plus」のEasySwitchペン単体だと重さはたったの約29g。従来の加熱式たばこデバイスと比べて際立った軽さです。

軽いおかげでたばこスティックとの一体感が高まり、個人的には従来のデバイスよりも吸いやすく感じます。なお、EasySwitchペンは加熱により本体が熱くなるため、連続して吸う際には、充電ケースに収納して使用するスタイルのほうが使いやすいと思いました。
glo Hilo PlusのEasySwitchペンとglo Hilo

glo Hilo PlusのEasySwitchペンとglo Hilo ※画像:筆者撮影

加熱時間は、「glo Hilo Plus」が約10秒、「glo Hilo」が約5秒となっています。「glo Hilo」のほうがより素早く吸い始められますが、「glo Hilo Plus」の加熱時間も十分速いため、加熱時間の差はさほど感じませんでした。 また、セッション回数や充電時間は、両モデルとも同じ仕様です。

モードの切り替え方法にも違いがあります。「glo Hilo Plus」は中央ボタンを押してからタッチスクリーンを上下にスワイプ、「glo Hilo」は上下ボタンで切り替えます。ボタン操作のほうが直感的ですが、タッチスクリーンも慣れれば簡単に行うことが可能です。
タッチスクリーンとボタン

タッチスクリーンとボタン ※画像:筆者撮影

価格は、「glo Hilo Plus」が6980円(税込)、「glo Hilo」3980円(税込)で、吸い応えにあまり違いはありませんが、価格には3000円の差があります。

とはいえ、「glo Hilo Plus」はEasySwitchペンの圧倒的な軽さや、充電ケースと合体させて使う新しい仕組みなど、これまでにない魅力があります。特にIQOSイルマiシリーズのホルダーとポケットチャージャーの使い方に慣れている方には、使いやすいと感じられるでしょう。興味があれば、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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