お祝い・ギフト/おすすめギフト

結婚祝いいつ頃送るのがベスト?

お祝いの品物は挙式1週間前までに届けるのが一般的。正式には大安や先勝などの吉日の午前中に持参したもの。お祝い金は式・披露宴当日受付で渡しても可。披露宴に出席しない場合でもお祝いは事前に贈るのが基本。

執筆者:冨田 いずみ

お祝いの品は挙式の1週間前までに!


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ご結婚祝いの品物は、正式には大安や先勝などの吉日の午前中に、ご自宅へ持参し差し上げるものですが、今は挙式1~2ヶ月前から1週間前までにデパートやショップなどから送り届けるのが一般的となりました。これからは信頼の出来るセンスの良いオンラインショップのギフトサービスを利用して贈ることも多くなりそうです。

もし、お祝いの品が挙式当日までに間に合わない場合は、その旨を一言お断りして後日お贈りする方が良いでしょう。当日の持参は、かえって荷物となり御迷惑になります。披露宴に招かれなかった場合も挙式後に贈る方が理に適っています。

贈って喜ばれるもの。贈ってはいけないもの。

贈る品物は新しい生活に必要な家電や食器、インテリア小物などが喜ばれ主流となっています。「刃物」や「割物」また「割り切れる偶数」もお祝いには避けた方が良いと言われて来ましたが、先方がお望みの場合や1ペア、1ダースのものなどは1組と考えられ問題なく贈られています。

お祝い金は式・披露宴当日受付で渡しても可となっていますが、本来は挙式1週間くらい前に金封(水引付き祝儀袋)をふくさに包んで持参するのが原則です。直接渡すことが難しい場合は、現金書留で郵送することも許されています。その際は「本来なら持参すべきなのですが・・・」と書き添えて贈りましょう。なお、紙幣も折る・汚れるなどの言葉を忌み嫌うため、折り目や汚れのない新札を使用します。

金品いずれも「水引」は金銀、印刷されている場合は赤金もしくは赤銀で、二度あることの無いよう「結切り」が基本です。「表書き」は「御結婚御祝」「ご結婚お祝」「御祝」「寿」「御歓び」などが使われています。「祝御結婚」は四(死)文字として避けられています。同様、九(苦)という数字も嫌われています。

またご結婚されるお二人は若く、昔からのしきたりにはこだわらないとはいえ、結婚は両家を結ぶご縁を祝うものですので、ご親類縁者の年配の方々への配慮は欠かせません。最低限のマナーやルールは守りたいものです。

お祝い返しは挙式後1ヶ月以内に!


なお、お祝い返しは披露宴の招待客には当日引き出物としてお持ち帰りいただきますが、欠席者やお招きできなかった方でお祝いをいただいた方には「寿」や「内祝」の表書きに両家の姓を連名(現在は新郎・新婦の名前のみ)で書き入れ(水引を略してのし紙だけでも可)、

いただいた金品相当額に対し半額程度のお返しの品を挙式後1ヶ月以内に贈るのが一般的です。引き出物と同じもの、またお祝いの額に関わりなく一律に同じ品を贈ることも許されていますが、いずれにしても品物だけを贈るのではなく、礼状としてメッセージも添えてお送りしたいものです。

引き出物は、記念の品にお菓子やケーキを付けて5~6千円程度が主流。内訳は、記念品が3~4千円、引菓子1~2千円というのが一般的。関東・関西を問わず、引き出物の人気ベスト10の第1位は「皿」、第2位は「目録式カタログギフト」となっています。この詳細はインダックのサイトへ。


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