ドラッグストアは食費・日用品費節約の「強い味方」

ドラッグストアで買い物をするといい理由って?※画像:PIXTA
今回は、そんなドラッグストアでの買い物がなぜ食費・日用品費節約の「強い味方」になるのか、どんなものを買えばいいのか、さらには「賢く買う」テクニックをご紹介します。
なぜドラッグストアがお得なのか? どうやって買い物すると節約になる?
まずは、ドラッグストアが「食費・日用品費節約」の味方につけたい理由と、買い物の仕方について説明します。●味方につけたい理由1:食品も豊富!“食品強化型ドラッグストア”がある
ドラッグストアの中には、特にお米や調味料、缶詰、レトルト食品、インスタント麺などの食品の品揃えに力を入れている「食品強化型のドラッグストア」があります。こうしたお店ではスーパーと変わらない品揃えで、スーパーに比べて価格は断然お得。
食品強化型ドラッグストアは例えば、コスモス薬品、クスリのアオキ、クリエイトSD、ゲンキーなどが挙げられます。こうしたお店を見つけて、利用するようにするといいでしょう。週末にまとめ買いすれば、時間もお金も節約できます。
●味方につけたい理由2:生鮮品もある店舗なら、仕事帰りのワンストップ買いが便利
最近は生鮮品(野菜・肉・魚)を扱うドラッグストアも登場しています。しかも店内はスーパーに比べて広過ぎず狭過ぎず、食品も日用品も人気商品に絞られていて選びやすい! 平日の忙しい夕方でも、時短&節約が同時に叶います。
仕事帰りのワンストップ買いなら、スーパーではなくドラッグストアのほうがおすすめです。
ドラッグストアで買うとお得になる商品は?
とはいえ、「食品はスーパーで買うほうがいいのでは……」と思う方もいるでしょう。どのようなものをドラッグストアで買うとお得になるのでしょうか。●買いたいもの1:日配品(牛乳・パン・納豆など)は“こだわりがなければ安さで勝負”
ドラッグストアで扱っている日配品(牛乳、豆腐、納豆、ヨーグルト、パンなど)は、ブランドにこだわらなければ安くて十分においしいのが特徴。特に大手チェーンでは仕入れ量が多いため、中規模スーパーより安価での提供が可能に。
注意点としては、有名ブランド(NB=ナショナルブランド)ではなく、PB(プライベートブランド)やドラッグストア専売品が多い点。でも実はこれが面白い! 企業ごとに「味重視」「価格重視」「そのバランス重視」などの個性があるので、味比べしてみると意外な発見があるかも。
ちなみにPB商品なら、ティッシュや洗剤、シャンプーなどの日用雑貨も要チェック。大手ドラッグストアでは、有名メーカーと共同開発したPB商品が多数並び、大容量で価格もお得。特売品や通路に平積みされている商品は、特に狙い目です。
●買いたいもの2:冷凍食品・アイスも見逃せない!
業務用スーパーは食材寄りで日用品は少なく、業務用サイズが充実しています。一方、ドラッグストアは完成品のNB(ナショナルブランド)商品が多く、家庭使いにぴったり。
そのため、冷凍餃子や唐揚げ、シューマイなど、日々のお弁当や夕食に活躍する冷凍食品やアイスも、ドラッグストアでは狙い目。NBでも比較的低価格で手に入れられる傾向にあります。
使う頻度や目的に応じて、「ドラッグストア」「業務用スーパー」「スーパー」うまく使い分けましょう。
ドラッグストアでさらにお得に買うコツがある!?
ここまでドラッグストアの活用術について説明してきましたが、さらにお得に買うための「コツ」「テクニック」がありますので、ご紹介します。テクニック1:お得商品は“売り場のクセ”を知れば見つけやすい!
どこにお得な商品があるか見つけるためには、ちょっとしたコツがあります。- 店舗入り口:箱ティッシュなどの日用雑貨品、季節商品が置かれることが多い
- レジまわり:最後の一品買いを狙ったプチプラ商品
- エンド(通路の突き当たり):季節品やその時だけのお買い得商品
- バスケットやワゴン:値下げ品や見切り品の宝庫
- 棚の最下段やPOPの目立つ場所:メーカー協賛の特価商品が多い
紹介したスポットで、お気に入りの調味料や日用品が安くなっていたら、ストック買いをしておくのがおすすめ。急に切れてしまって高値で買い直す……なんてことがなくなります。
テクニック2:穴場は“新店舗”や“空いている店舗”
実は、オープンして間もない新店舗や、周辺に競合が多くてお客さんが少ない店舗は、集客目的で目玉商品が多く、価格も攻め気味。お買い得品は売り場のあちこちに「宝物」のように配置されていることも。まさに「宝探し気分」で楽しみながら節約できます。また、近くにディスカウントストアや新たなドラッグストアができた地域では、周辺のスーパーも価格を合わせてくることがあるので、価格競争の恩恵を受けられることも。