株主優待

年間10万円の食費節約が期待できる?物価高に負けない「お得な株主優待」5選

食料品などの価格高騰が止まらない現在、家計管理が思うようにできないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。今回は食費節約が期待できる株主優待を実施している企業を5社ご紹介します。5社の銘柄を保有すれば、年間10万円の節約も夢ではないかも?

執筆者:All About 編集部

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「食費節約が期待できる株主優待」って?

「食費節約が期待できる株主優待」って?

食料品などの価格高騰が止まらない現在、家計管理が思うようにできないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。今回は「食費節約が期待できる株主優待」を実施している企業を5社ご紹介します。5社の銘柄を保有すれば、年間10万円の節約もかなうかもしれません。

①イオン<8267>

イオン<8267>の株を100株以上保有すると株主優待カード(オーナーズカード)がもらえます。イオンで買い物をする際にオーナーズカードを提示すると、保有株数に応じた返金率でキャッシュバックされます。お客さま感謝デー(毎月20日、30日)では5%割引も併用できるため、さらにお得です。

総務省統計局が発表する家計調査(2024年)によると、4人世帯における1カ月の食費の平均は7万7212円、年間92万6544円です(※外食費を除く)。日常的にイオンで買い物をされている人が、仮にイオンの株を100株保有して、食料品購入時にオーナーズカードを提示すると年間約2万8000円(3%)がキャッシュバックされ、食費の節約につながります。
  • 優待をもらうのに必要な最低金額:38万700円(2025年3月27日終値時点)
  • 単元株数:100株
  • 権利確定月:2月末、8月末
  • 優待内容:株主優待カード(オーナーズカード)
  • 配当利回り:1.05%

②クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>

北海道から沖縄まで、レストランやカフェ、ベーカリーなどさまざまなお店を展開している定番の外食優待銘柄です。イオンモールにある店舗で使えば、前出のイオンの株主優待を使って買い物をした後にクリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>の株主優待でランチもでき、お特に楽しめます。

100株から優待券をもらえますが、400株以上を1年以上継続保有した場合に優待券が追加されます。例えば、600株保有すると1万円分(8000円+継続保有2000円)が年2回、年間2万円分の優待券をもらえます。
  • 優待をもらうのに必要な最低金額:13万4300円(2025年3月27日終値時点)
  • 単元株数:100株
  • 権利確定月:2月末、8月末
  • 優待内容:お食事券
  • 配当利回り:0.60%

③ヤマダホールディングス<9831>

ヤマダホールディングス<9831>は、家電量販店「ヤマダデンキ」などを展開するヤマダグループの持ち株会社です。ヤマダデンキの一部店舗では食料品や日用品が販売されており、株主優待を利用するとお特に購入できます。

例えば1000株保有すると、5000円分(500円×10枚)の優待券を年2回、年間1万円分もらえます。ただし、1回のお買上げ金額が、合計金額1000円(税込)以上につき1000円ごとに1枚(500円)の優待券が利用可能など、条件があります。
  • 優待をもらうのに必要な最低金額:4万4450円(2025年3月27日終値時点)
  • 単元株数:100株
  • 権利確定月:3月末、9月末
  • 優待内容:お買い物券
  • 配当利回り:2.92%

④バルニバービ<3418>

「GARB」や「AOI NAPOLI」などのレストラン事業や、淡路島での宿泊施設の運営などを行うバルニバービ<3418>の株主優待(電子チケット)は、対象のレストランでのお食事券や、オリジナル商品、同社お取り寄せサイトの割引コードと交換できます。

100株で3000円分の電子チケットがもらえ、保有株式数に応じて電子チケットの金額が増えていき、1000株保有すると3万円分もらえます。また、継続して株を保有すると年4回の抽選会に応募でき、抽選でお食事券や宿泊券など豪華賞品が当たるワクワクする優待です。
  • 優待をもらうのに必要な最低金額:11万7100円(2025年3月27日終値時点)
  • 単元株数:100株
  • 権利確定月:7月末(年4回の応募形式の抽選会も開催)
  • 優待内容:お食事券、自社商品など
  • 配当利回り:0.64%

⑤ナガワ<9663>

ユニットハウス事業が売上の7割を占めるナガワ<9663>の株主優待は、コンビニなどで使えるクオカードです。クオカードはコンビニでお弁当を買ったり、デニーズや上島珈琲店(一部店舗を除く)などのレストランやカフェなどで使ったり、幅広い場面で利用できるため重宝します。保有期間に応じてクオカードの金額が増えていき、100株保有の場合、1年未満は1万円分、1年以上は2万円分、2年以上保有すると2万5000円分もらえます。
  • 優待をもらうのに必要な最低金額:66万5000円(2025年3月27日終値時点)
  • 最低売買単位:100株
  • 権利確定月:3月末
  • 優待内容:クオカード
  • 配当利回り:0.90%
 
お得においしく食費節約ができる株主優待を実施する企業を5社紹介しました。物価高の今、株式優待で賢く家計管理をされたい方はぜひご参考にされてみてください。

※株主優待に関する情報は、記事執筆時点のものになります。詳細につきましては、各社が発表している株主優待内容をご確認ください。
※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告なく変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、ご自身の責任でお願いします。
※投資金額には、株式購入時に必要となる証券会社の売買手数料などは含んでおりません。

【この記事の筆者:松田梓】
ファイナンシャルプランナー。株式会社FP STYLE代表。NISA、iDeCoなどの資産運用や株主優待の楽しみ方について分かりやすくお伝えしています。投資先を見つけるための上場企業の個人投資家向け会社説明会も開催しています。
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