
お得な貯蓄のテクニック?
※消費者物価指数の1つで、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数
スーパーマーケットへ出掛けると「同じ値段でも、また量が減った!」と嘆くことも増えました。海外ではこの現象を「シュリンクフレーション(量が減るインフレ)」と呼ぶそうです。
物価が上がるということは、貯金の価値が減るということです。今は100円で買える飲み物も、そのうち200円、300円と値上がりしていって、どんどん買えるものが減ってしまうでしょうかもしれません。せっかく貯金したのに、このままではどんどん損してしまいそうです。
「せめて、インフレに連動するか、インフレに負けないだけの利息がほしい……」
そこで本記事では、一定のリスクは伴うものの、定期預金よりは得だと考えられる貯金ワザを1つご紹介します。
定期預金より得?な貯金ワザ
1980年代のバブル経済の時と今、どちらの方が「マシか?」と言われたら、多分バブル経済の時だったと思います。なぜなら、当時も今のように物価が上がっていましたが、銀行に預金しておけば、それ以上の利息がついたからです。しかし、2025年現在、銀行預金の利息は「すずめの涙」ぽっちしかなく、これではインフレに負けてしまいます。どうすればよいのでしょうか?
考えられる方法としては、債券、不動産、株式などを持つとよさそうです。よく「債券はローリスクローリターン」「不動産はミドルリスクミドルリターン」「株式はハイリスクハイリターン」と言われます。
本来ならば銀行に預金をしたいところですが、今の金利だとうまくいきません。だから、投資家の間では「日本は国債の利回りが低過ぎて話にならないけれど、REITなら債券の代わりになりそうだ」と話すことがあります。REITというのは不動産投資の投資信託で、株式投資と比べて分配金の利回りが高い傾向にあります。日本の不動産投資信託をJ-REITといいます。
株式投資はちょっと怖い、でも不動産なら安定して家賃収入を得られそうだし、不動産の裏付けもあるし、買ってみてもよいかも。
こういう理屈で、預金の代わりにREITを持つ人がいるようです。
J-REITの総合情報サイト「J-REIT.jp」でで調べたところ、2025年2月時点で、J-REITの平均予想分配金利回りは5%だそうです。これなら、「ミドルリスクミドルリターン」ではありますが、程よくリスクを抑えつつ、インフレを上回る分配金を受け取れそうです。
REITも種類はさまざまありますが、初めのうちはREIT指数に連動する「NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信<1343>」あたりが分散効果が高いので無難かもしれません。
もちろん、REITへの投資は不動産投資なので預金と違ってリスクを伴います。それでも、だまっていてもインフレで貯金の価値は薄れてしまいそうですから、何かしら、手堅く、かつ、インフレに負けない投資を検討したいですね。