あわや万引き犯に!? セルフレジならではの失敗エピソード
セルフレジに関する失敗エピソードの中で、最も多く寄せられたのが「バーコードの二重スキャン」であった。またその反対で、バーコードがスキャンされていなくて、あわや万引きになりかけたというエピソードも見られた。「二回くらい同じ商品を読み込んでしまい、倍のお金を払ってしまった。レシートはもらったが、200円くらいの商品だったためレシートを捨てる時に見るまで、しばらく気づかなかった」(20代・女性)
「仕事に疲れてまったく頭が回っていない時、セルフレジの利用で購入商品を二重でスキャンしていることに気づかず、余計にお金を支払っていた」(30代・男性)
「商品のバーコードを二回読み込んでしまい、自身で買い物リストから削除できないタイプの精算機であったため、店員さんを呼ぶしかなかった。レジが混んでいる時間帯であったため、他のお客さんに申し訳なく感じた」(30代・男性)
セルフレジは便利な一方で、利用者のちょっとした確認不足が思わぬトラブルにつながる。会計後はレシートをしっかり確認し、スキャンミスがないかチェックすることが安心への第一歩なのかもしれない。「セルフレジで全部の商品をスキャンして、代金を払い終わった。レシートが出てきたので、見てみたら、1点入っていないことに気づいた。そのままでは万引き犯になってしまうので、あわてて店員さんを呼んだ」(60代・男性)
「レシートを確認すると、スキャンできていない商品があることに気づきました。すぐにも戻って店員さんに対応してもらったのですが、あやうく万引きになってしまうところでした」(30代・女性)
お酒のせいで、会計が水の泡……
また今回のアンケートでは、会計を終えたにもかかわらず「商品を持たずにレジを離れた」という経験も複数寄せられた。さらに20代の意見で最も多かった失敗エピソードは「お酒が買えなかった」というもの。「商品をスキャンしてお会計が終わったにもかかわらず、商品を持たずに数歩レジから歩いて帰ろうとしてしまったことがある」(40代・男性)
「パンなどの柔らかい商品を袋に後で入れようとよけておいたが、会計後その品物を忘れて帰ってきてしまった」(30代・女性)
「お惣菜を買って、会計の際にマイバッグに入れずレジの横のスペースに置いた。会計後、マイバッグのものだけしか持たず、家に帰ってから気づいた」(50代・女性)
便利で効率的なセルフレジだが、バーコードの二重スキャンやスキャン漏れ、お酒の購入ができなかったなど、失敗エピソードも少なくない。セルフレジは一人で完結するので、会計後はレシートをしっかり確認する習慣をつけたいところ。また困ったときには無理せずに、店員さんのサポートを頼るのも大切だ。「ビールを購入したくてコンビニエンスストアのセルフレジでスキャンしたところ、スタッフを呼んで年齢確認をするようにと警告が出てしまった。列をストップさせてしまい大変気まずい思いをした」(20代・男性)
「お酒買うと店員さんを待たないといけないので、急いでいる時は普通のレジ行ったほうがいいなと思ったことがある」(20代・女性)
「お酒を買うにはセルフレジが使えないことを知らず、たくさん買ったあとお酒をスキャンしてしまい、結局全部キャンセルしてレジに並び直した」(20代・女性)
<調査概要>
セルフレジでのトラブルに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2025年3月12~18日
調査対象:全国10~60代の102人(男性:32人、女性:66人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文ママ
>「バーコードがなかなか読み取れない」「何度試してもエラーが出た」“セルフレジ”で困ったエピソード