このような物価高で食費を節約したいという人は多いと思いますが、「なかなか食費が減らない」と感じている人もいることでしょう。実は食費が高い家には共通して買っているものがあり、その買い方次第では食費をグッと節約することも可能です。
そこで今回は、食費が減らない人が買い続けているものや、食費が減る買い物の仕方についてご紹介します。
1.メニューごとのレトルト調味料
砂糖や塩という基本の調味料以外に、近年は簡単に料理が完成する「レトルトパウチに入った調味料」が豊富に販売されています。代表的なものは青椒肉絲、酢豚、麻婆豆腐など。食材にかけるだけでおいしい料理が完成するので、便利な調味料として人気です。しかしその分、割高なのが現状。頻繁にこれらの調味料を使っていると、食費がかなり高くなってしまいます。食費を節約したいのであれば、このような調味料は利用頻度を減らしていく方がいいでしょう。
最近はインターネット上で無数のレシピを簡単に見ることができます。家にある調味料で近い味が再現できないか調べ、“わが家流”の味にしてみてはいかがでしょうか。
2.調理された冷凍食品
冷凍技術の進歩により、年々増えているのが冷凍食品。冷凍食品の中には、未調理で下処理だけされている野菜など生鮮品より割安で購入できるものもありますが、調理済みで電子レンジで加熱するだけで食べられるおかず類や主食となるものは、やはり割高となっています。忙しい朝のお弁当作りなどの場面以外でも冷凍食品を日常使いしているようであれば、少し量を減らしてみてはいかがでしょうか。
3.菓子類などの嗜好品
食費と一言で言っても、毎日の食事以外のものも含まれています。特に多いのがお菓子類。スナック菓子やおつまみなど、買い物ついでについついカゴに入れてしまうという人も多いのではないでしょうか。嗜好品は買う量や金額をしっかりと決めて、それ以上を購入しないように注意しましょう。子どもと一緒に買い物をするとどうしてもお菓子類がカゴに入りがちです。子どもがいない時に買い物に行くか、お菓子類は1個だけとルールを決めて理解してもらえるといいですね。
4.高級食材
ほとんどの商品は、一般的なスーパーでも幅広い価格帯の商品を販売しています。その中で毎回値段を気にすることなく、厚みのあるステーキ肉などの高級食材を買っていると、食費が高くなるのは避けられません。高級食材は1カ月に買う数を決めるなどして控えるようにしましょう。5.割引シールが貼ってある食材
消費期限や賞味期限が短くなると貼られる割引シール。10%引きや20%引き、時間帯によっては半額シールが貼られることもあります。本来であれば割引シールはお得なので食費の節約にはおすすめなのですが、「食費が減らない」と感じている人にはおすすめできません。食費が減らない家庭の買い物の傾向として、計画的に買い物をしていないという点が挙げられます。そのため割引シールを見ると積極的に買ってしまい、結局消費期限までに食べきることができなかったというケースもありがちです。割引シールには左右されず、必要なものを見極めましょう。
食費を節約するために必要なこと
- まず毎月の食費を決める
- 週ごとに予算やメニューを決めて買い物をする
- お店では決めた金額以上、または決めたもの以外は買わないようにする
今まで何気なく買い物をしていた人であれば、今回ご紹介した内容を意識して買い物をするだけで食費の節約につながります。ぜひお試しください。