年金・老後のお金クリニック

50代の男性です。障害等級1級の障害年金を受給しながら働く場合、在職老齢年金による年収制限はありますか?

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は、障害年金を受給しながら働く場合、在職老齢年金の対象になるのかについてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

執筆者:All About 編集部

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は、障害年金を受給しながら働く場合、在職老齢年金の対象になるのかについてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:50代の男性です。障害等級1級の障害年金を受給しながら働く場合、在職老齢年金による年収制限はありますか?

「50代の男性です。障害等級1級になり1年前から障害年金を受給してます。就職をすることができましたが、障害年金受給していると在職老齢年金による年収制限はございますか?」(匿名希望)
障害年金を受給しながら働く場合、在職老齢年金の年収制限はある?

障害年金を受給しながら働く場合、在職老齢年金の年収制限はある?

A:障害年金は在職老齢年金制度の対象ではないので、障害年金を受給していても年収制限はありません

年収によって年金が支給停止になる場合というのは、60歳以降、厚生年金に加入して給与収入を得ている人が、老齢厚生年金(特別支給の老齢厚生年金含む)を受給している場合になります。この仕組みを在職老齢年金制度といいます。

在職老齢年金制度の対象になるのは、老齢厚生年金(特別支給の老齢厚生年金含む)になります。障害年金は対象にはなりませんので、障害年金を受給していても、年収によって、受け取っている障害年金に制限がかかることはありません。

※年金プチ相談コーナーに取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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