鉄道

「山手線の線路には実は…存在しません」JR東が投稿した“驚きの事実”に鉄道ファンからコメントが殺到

JR東日本の公式Xアカウントで投稿された山手線の豆知識が話題を集めている。実は普通の線路にはあるものが、山手線にはないとのこと。このポストに鉄道ファンからはさまざまな意見が寄せられた。※サムネイル画像出典:JR東日本 公式X

執筆者:All About 編集部

普通の線路にあって、山手線にないものとは? ※画像出典:JR東日本 公式X

普通の線路にあって、山手線にないものとは? ※画像出典:JR東日本 公式X

JR東日本の公式X(旧Twitter)アカウントで投稿された山手線の“豆知識”が話題を集めている。山手線には電車を運行する上で必要な機器が線路上にないとのこと。このポストに鉄道ファンからはさまざまな意見が寄せられた。
 

普通の線路にはあって、山手線にないものとは?

JR東日本は「高頻度に列車が走る山手線の線路には実は、信号機が存在しません」と投稿。多くの列車では「進行してよいか」「速度をどれくらい出してよいか」を判断する際に、青、黄、赤の3色で制御する信号機が使われている。しかし山手線を含めた一部路線では、信号機の代わりに「デジタルATC(Automatic Train Control)」という保安システムを採用しているとのこと。

このシステムに関してJR東日本は「列車が走行してよい速度を運転席の画面に表示。地上の信号機がなくても安全に運行できるのです」とコメントした。なおこの方式は山手線のほか、京浜東北線などでも採用されているとのことだ。
 

鉄道ファンからさらなる豆知識も

驚きの豆知識であるが、鉄道ファンには常識だったようで、「山手線と京浜東北線では1970年中期からで、高運転台仕様の103系がそれ」「埼京線(池袋~赤羽~大宮)も地上信号機がないが、あっちはATACS」とさらなる豆知識を披露するSNSユーザーも散見された。

また大人気ゲーム『電車でGO!』をプレイしたことのあるユーザーからは「ATC制御なのに電車でGOでは『出発進行』『制限〇〇』とか歓呼されるのに違和感ある人」「初代と2では普通の地上信号だったから知らないと勘違いしがち」といったコメントも寄せられた。

山手線に乗る人は、ぜひ信号機の有無を確認してみてはいかがだろうか。

<参考>
JR東日本 公式X
※コメントは原文ママ

>次ページ:【実際の投稿】山手線の線路に存在しないもの
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