今回ご紹介する定期預金は、海外の動向にあまり左右されず、着実にお金を増やしていける商品です。分散投資の1つとしてぜひ参考にしてみてください(金利は2024年11月26日時点)。
ペイオフ(預金保険制度)とは?
ペイオフとは銀行などの金融機関が破綻した場合でも、預金者1人当たり元本1000万円までとその利息などを保護する仕組みのことです。普通預金や定期預金はペイオフの対象となりますが、外貨預金などは対象外となりますので、お手持ちの資金を運用する際には注意が必要です。また、1金融機関ごとに合算した元本が対象となるため、1つの銀行に1000万円以上預けている場合は、他の銀行に移すなど資産の分散をしておくと安心です。
この記事では、元本保証のある定期預金の中から、1000万円を5年預けるのにおすすめな商品をご紹介しています。
1000万円を5年間預け入れるなら?おすすめの銀行は10行!
金利の高いものを中心にご紹介しています。①オリックス銀行
●商品名:eダイレクト定期預金~インターネット取引専用預金~大口定期
●金利:0.70%
●預入期間:5年
●預入金額:1000万円以上1円単位
※口座開設から預け入れまでインターネットでの取引となる。
②あおぞら銀行
●商品名:円定期預金 BANK The 定期【BANK口座限定】
●金利:0.65%
●預入期間:5年
●預入金額:1000万円以上1円単位
※「円定期預金 BANK The 定期」は50万円から預け入れが可能。預入金額と預入期間に応じた金利となる。
※あおぞら銀行には「有人店舗」と店舗や窓口を持たない「BANK」があるが、定期預金への預け入れは有人店舗窓口でもすることができる。
③イオン銀行
●商品名:大口定期
●金利:0.56%
●預入期間:5年
●預入金額:1000万円以上1円単位
※大口定期の場合は店舗のみの預け入れとなり、インターネットでの預け入れはできない。
その他、調査時点で金利年0.50%をつけていた銀行は7行ありました。
- ローソン銀行『スーパー定期300』
- auじぶん銀行『円定期預金』
- SBI新生銀行『パワーダイレクト円定期預金100』
- 大和ネクスト銀行『円定期預金』
- 香川銀行セルフうどん支店『金利トッピング定期預金』
- 愛媛銀行四国八十八カ所支店『四国八十八カ所支店定期預金』
- 東京スター銀行『スターワン円定期預金プラス』
金利0.70%だと利息はいくら?
金利年0.70%の定期預金に1000万円預け入れると、5年後の受取利息は半年複利で試算した場合約35万円(税引前)になります。これが金利年0.20%ですと、約10万円(税引前)。5年で25万円ほど差がでるのです。金利1%以下といってもその差は大きいですよね。なお、定期預金は満期を待たずに解約すると、中途解約利率が適用され、約定利率よりも低くなります。利用する際は、使う予定のないお金だけを預け入れるようにしましょう。