年金・老後のお金クリニック

今69歳ですが、特別支給の老齢厚生年金は申請できますか? 今年5月末まで仕事をしてました

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、69歳で特別支給の老齢厚生年金がもらえるのかについてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

執筆者:All About 編集部

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、69歳で特別支給の老齢厚生年金がもらえるのかについてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:現在69歳です。特別支給の老齢厚生年金は今からもらえますか?

「今69歳ですが、特別支給の老齢厚生年金はもらえますか? 今年5月末まで仕事をしてました」(ドラゴン)
69歳で特別支給の老齢厚生年金の申請は可能?

69歳で特別支給の老齢厚生年金の申請は可能?

A:特別支給の老齢厚生年金の受給要件を満たしている場合、65歳からの老齢年金を受け取っているのであれば、未支給分の特別支給の老齢厚生年金も受け取っていることになります

老齢年金は、原則65歳から受け取れますが、生年月日や性別などの受給要件を満たしている人は、65歳になる前から特別支給の老齢厚生年金を受け取れます。特別支給の老齢厚生年金は、厚生年金の加入期間が1年以上ないと受け取れません。

69歳の相談者「ドラゴン」さんが、特別支給の老齢厚生年金の受給要件を満たしている場合、すでに65歳から老齢年金を受け取っているのであれば、老齢年金を申請した時に、未支給分の特別支給の老齢厚生年金も一括で受け取っています。

年金の受給権は発生してから5年が過ぎると、時効によって消滅してしまいます。もし65歳からの老齢年金をまだ受け取っておらず、特別支給の老齢厚生年金の受給権が発生してから5年が過ぎている場合には、特別支給の老齢厚生年金は時効によって受け取れません。

※年金プチ相談コーナーに取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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