年金・老後のお金クリニック

国民年金の加入は10年未満です。61歳から厚生年金の支払いをしています。あと数年で10年になります。年金はもらえる?

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、国民年金の加入期間が10年未満の方からの質問です。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

執筆者:All About 編集部

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、国民年金の加入期間が10年未満の方からの質問です。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:61歳から厚生年金保険料の支払いをしていて、あと数年で、年金の受給資格期間が10年になります。年金は受け取れますか?

「国民年金の加入は10年未満です。61歳から厚生年金の支払いをしています。あと数年で10年になります。年金はもらえる?」(たかさん)
あと数年で、年金の受給資格期間が10年になります

あと数年で、年金の受給資格期間が10年になります

A:65歳以降に年金の受給資格期間である10年を満たすと、年金を受け取れます

老齢年金は、受給要件を満たすことで、65歳から受け取れます。

そもそも年金受給の要件として、保険料を納めた期間や加入者であった期間等の合計が10年以上必要です。この年金を受けるために必要な加入期間を受給資格期間といいます。国民年金だけでなく、厚生年金、共済組合の加入期間もすべて含まれ、年金額には反映されない合算対象期間や保険料が免除された期間も、受給資格期間としてカウントされます。

本来の年金の受給年齢の65歳時点で、受給資格期間(10年)を満たさなかった人は、その後受給要件を満たすと、老齢年金がもらえるようになります。

相談者の場合、厚生年金保険料を支払っているとのこと。受給資格期間(10年)を満たしたと思ったら、自分で年金事務所に連絡し確認してみましょう。受給資格を満たしていると確認できれば、年金を受け取ることができます。

※年金プチ相談コーナーに取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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