ところが泳いでいるメダカの写真を撮ろうとすると、これが案外難しいもの。そこで今回は、メダカがいきいきと泳ぐ様子をスマホカメラで撮影するためのポイントをまとめてみました。一眼カメラやコンデジでの撮影にも応用できる方法ですので、ぜひ試してみてください。
メダカを上手に撮るポイントは「水槽の反射回避」と「置きピン」
水槽でメダカを飼っている場合は、水槽越しに撮影することが多いでしょう。このとき気をつけたいのが、水槽のガラス面に余計なものが映り込まないようにすることです。水槽の周囲に発光体があると、光がガラスに反射してしまいスマホや自分の姿が映り込むことがあります。カメラを構える角度(アングル)を変えていきながら、映り込みが少なくなるポイントを探してみましょう。 メダカは水槽の中を自由に泳ぎます。メダカの泳ぎに合わせて撮ろうとすると、あちこちにレンズを向けなければなりません。そんなときは撮影したい場所にレンズを向け、メダカが泳いでくるのを待ち構えて撮るのがいいでしょう。このように撮りたい場所にピントを定めてタイミングを待つ撮影方法を「置きピン」と呼びます。
真上から撮るのもかっこいい
メダカは真上からのアングルで撮るのもおすすめです。メダカの全身をフレームに入れ、「置きピン」を応用して撮影してみましょう。水面付近にピントを合わせるようにして待ち、泳いできたメダカを撮ります。 水草などが浮かんでいれば、それらをアクセントにして構図を作っていくのも楽しい撮り方です。水草から顔を出している様子なんかを写せれば、メダカのかわいらしい雰囲気を演出できるでしょう。水槽の中にある置物などをフレームの中に入れてみるのも面白そうですね。100円ショップの「メダカ撮影用ケース」を使ってみた
メダカブームは100円ショップの商品ラインアップにも影響を与えているようで、「メダカ撮影用ケース」というものが売られていました。狭いケースに入れることでメダカの動きを制限できるため、シャッターチャンスを狙いやすくなります。 便利なグッズではありますが、実際にメダカを容器に入れレンズを向けてみると、スマホが容器に反射してはっきりと映り込んでしまいました。■アングルを変えてもう一度撮影してみる そこでアングルを変え、できるだけ映り込みしないように撮ってみました。反射は防げましたが背景がきれいに整えられなかったのはちょっと残念。使い方次第では便利なので、気になる方は試してみてもいいかもしれません。