人間関係

夫婦でも言ってはいけない“一瞬で関係を壊す”禁句4選! 相手の悪口以上にNGな言葉とは?

「親しき仲にも礼儀あり」というように、たとえ夫婦であっても言ってはいけないことはあります。夫婦仲を一瞬で壊してしまう、言ってはいけない“禁句4選”について、ご紹介します。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

夫婦間でも言ってはいけない! 関係を壊す“禁句”とは

夫婦間でも言ってはいけない! 関係を壊す“禁句”とは

「親しき仲にも礼儀あり」というように、たとえ夫婦であっても言ってはいけないことはあります。たった一言であっても、相手を傷つけ、関係を修復不可能にしてしまうことだってあるのです。夫婦間でも言ってはいけない“禁句”とは何でしょうか。
<目次>
 

言ってはいけない禁句1:離婚をほのめかす言葉

けんかになったときに、相手を言い負かせるために、「だったら、もう離婚する!」と軽々しく言ってしまう人がいます。離婚する気がない人ほど、簡単に口にしてしまうところがあるのです。

これを言われてしまうと、相手は驚き、動揺し、別れたくなくて、理不尽な要求であっても飲むようになることは多いもの。しかし、これは何度も使える方法ではありません。いつものように離婚をほのめかしていると、だんだん相手は嫌気がさし、いずれ「分かりました。別れましょう」とすんなり承諾し、本当に決別することになってしまう可能性もあるのです。

結婚するときに、多くの人は「一生添い遂げよう。どんなことがあっても一緒に乗り越えよう」という決意を抱くもの。だから、問題が起こっても、「別れる」という選択は考えずに、どうにか乗り越えていこうと頑張る人は少なくありません。

そんな相手のこれまでの決心を揺るがしてしまうのが、「離婚をほのめかす言葉」。今まで「別れる選択肢」を全く持っていなかった相手に、「あぁ、別れるという選択もあるんだ」と感じさせてしまい、場合によっては、「無理する必要ないんだ」「別れた方が楽かもしれない」と思わせてしまう恐れがあるのです。本当に別れる気持ちがないときは、言わない方がいいでしょう。
 

言ってはいけない禁句2:結婚を後悔する言葉

「あなたと結婚しなければよかった!」なんて言葉を軽々しく言ってしまう人がいます。これは、これまでの2人の生活を全否定することです。だから、相手はひどく傷つき、今までの生活を肯定できなくなってしまい、あなたと別れたくなってしまうこともあるでしょう。

さらに、最悪なのが、「あなたとではなく、元カレ(元カノ)と結婚すればよかった」という言葉。誰もが人と比べられることを嫌います。特に、「自分は配偶者にとって1番の存在でありたい」と思っている人は少なくありません。

それなのに、そんな元カレ(元カノ)と比べ、そっちの方が良かったなんて言ってしまうと、相手のプライドをひどく傷つけてしまい、「もう一緒にいたくない」と思わせてしまうかもしれません。
 

言ってはいけない禁句3:配偶者の家族の悪口

自分が自分の両親やきょうだいといった家族の悪口を言うのはよくても、他の人には言われたくない、という人は多くいます。

たとえどんなに壊れた家庭であっても、なんだかんだ言って自分の家族のことを愛している人(愛したいと思っている人)は多いので、他の人に悪く言われると庇いたくなったり、腹を立ててしまったりするもの。

特に、家族に対する愛情が深い人になると、自分への悪口以上に頭にきてしまい、「そんなことを言う人は、パートナーとは認めない。共に生きていけない」とすら感じてしまうこともあるくらいです。

もし配偶者の家族と合わないときは、文句や悪口を言うのではなく、相談という形で、「こういうことがあるのだけど、どうしたらいいと思う?」とアドバイスをもらうようにした方がいいでしょう。

家族に限らず、相手が大切にしているもの(趣味、仕事、生きがいなど)に関しては、いくら自分とは価値観、趣向が合わなくても、文句や悪口は言わない方がいいでしょう。それらを否定するのは、相手自身を否定することにもつながってしまうこともあるからです。
 

言ってはいけない禁句4:配偶者の人格を否定すること

配偶者の個性や体形、見た目について否定したり、コンプレックスに触れることを言ったりしてしまうと、相手をひどく傷つけ、「そんなひどいことを言う人とは、一緒にいられない」と思わせてしまうことがあります。

例えば、「性格が悪い」「背が低い」「太っている」「髪が薄い」「友達が少ない」「親の顔が見てみたい」「育ちが悪い」「頭が悪い」などは、親しい相手であっても、言うのは失礼。「自分が言われて嫌なことは、相手にも言わない」というのは、万人が守るべきことです。

もし相手の人格を否定したくなったときには、ぐっと感情をおさえて、「前向きになれるアドバイス」をすることを心がけた方がいいでしょう。例えば、「もっとこういうことをしたら、優しい人だと思われるよ」「もっとこういう考え方を持つと、楽になれるよ」「こういう髪形が似合いそう」とか。

「私は“ありのままのあなた”を受け止めています。その上で、こうしたらもっとあなたはすてきになりますよ」という思いが通じるような言い方を心がけた方がいいのです。
 

禁句以上に気を付けるべき“精神的な暴力”

実は、言ってはいけない禁句以上に気を付けた方がいいことがあります。それは、「存在を無視すること」です。

「愛する」ことの反対は「憎む」ことではなく、「無関心になる」こと。それくらい関心を向けないことは、相手に深いダメージを与えてしまうことが多いものです。朝の「おはよう」というあいさつを無視するようになったパートナーに、離婚届けを叩きつけた人もいるほど。

別れるつもりがないのに、軽い気持ちで禁句を言ってしまったり無視したせいで、関係が壊れてしまうのはもったいないこと。ひどい言葉は「心への暴力」、無視することは「精神的な暴力」になり得ます。だから、どんなに頭に来たとしても、相手の立場に立った言動をしたいものですね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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