「そんなに長くて飽きないの?」と思われそうですが、実は乗船してみると11日間でも短いくらい! 今回は「シルバー・ムーンで優雅に巡る陽春の日本絶景ツアー11日間」(ジャパネットクルーズのフルチャーター)を、乗船から下船まで1日ずつ振り返りながらレポート。食べたものや過ごし方など11日間のラグジュアリークルーズの世界をご堪能ください。
<目次>
- 乗船したのは「シルバー・ムーンで優雅に巡る陽春の日本絶景ツアー11日間」(ジャパネットクルーズクルーズ)
- 1日目:東京国際クルーズターミナルから出航。あっという間に夜が更ける
- 2日目:和歌山(新宮)へ寄港。世界遺産の熊野那智大社へ
- 3日目:徳島県へ寄港。大塚国際美術館の貸切ツアーを満喫
- 4日目:終日航海。瀬戸内海の多島美を心行くまで楽しむ
- 5日目:韓国・釜山へ寄港。荒天でランチを食べたら帰船。出港時の夜景は必見
- 6日目:長崎へ寄港。観光にも便利な立地、建設中の長崎スタジアムシティの見学に
- 7日目:鹿児島へ寄港。本日も雨。ワーケーションの日と決めて船におこもり
- 8日目:奄美大島へ寄港。オプショナルツアー参加で初めての奄美を感じる
- 9日目:終日航海。やり残したことはない? 船内をアクティブに満喫
- 10日目:最後の寄港地、伊勢志摩(三重)で桜を愛で、スペシャルなディナーを
- 11日目:早朝に東京国際ターミナルへ到着。再会を約束して下船
- 可能なら長めのクルーズがおすすめ。クルーズの1週間は実は短い
乗船したのは「シルバー・ムーンで優雅に巡る陽春の日本絶景ツアー11日間」(ジャパネットクルーズクルーズ)
今回乗船したのは、ラグジュアリー船のシルバー・ムーン。行程は東京発着の10泊11日で、熊野・新宮(和歌山)、徳島、釜山(韓国)、長崎、鹿児島、奄美大島、伊勢志摩(三重)という7つの寄港地を巡るクルーズです。シルバー・ムーンは、ショーや食事・お酒などのドリンクはすべて旅行代金に込み。以下ご紹介のものはすべてクルーズ代に含まれます。では、ラグジュアリーな船旅の世界へ出発!1日目:東京国際クルーズターミナルから出航。あっという間に夜が更ける
品川駅からの連絡バスで、東京国際クルーズターミナルへ。荷物を所定の場所で預けたら、ほどなくしてチェックインが始まります。乗船人員が少ないこともあり、とってもスムーズ。 客室に荷物はまだ届いておらず、遅めの昼食をとりに7階にあるレストラン「ラ・テラッツァ」のビュッフェへ。 荷物が届き荷解きをしていると、避難訓練の案内があったので指定された避難場所へ。それが終わったら船内説明会へ参加し、Wi-Fiの設定(※シルバー・ムーンは標準でサービスあり)などをしていると船は出航。 クルーズ初日は忙しく、あっという間に夜は更けて夕食の時間です。迷った末にレストラン「アトランティード」でコース料理の夕食をとることに。シャンパンで乾杯をしたら眠くなり、今日はシャワーを浴びて早めに就寝。2日目:和歌山(新宮)へ寄港。世界遺産の熊野那智大社へ
目覚めるといい天気! 毎朝7時からはジャパネットクルーズ限定のラジオ体操の時間。運動をした後は、「アートカフェ」でカプチーノを飲み、和食レストラン「鈴なり at-SILVERSEA」(ジャパネット限定)で、朝食をいただきます。 この日は和歌山へ寄港。天気も良く、タクシーで熊野古道の入り口である山門坂へ。そこから熊野古道を歩いて熊野那智大社、那智の滝へと向かいました。
世界遺産である熊野那智大社や那智の滝など一帯を観光したら、帰りは路線バスを乗り継ぎ港へと戻ります。遅めの昼食をプールサイドにあるピッツェリア「スパッカ・ナポリ」でいただくことに。外の気候もちょうどよく、焼き立ての大きなピザとおすすめのワインを堪能。 夕食はお腹が空かず、「パノラマラウンジ」でバンドの生演奏に耳を傾けながら、お酒とカナッペで済ませてシアターへ。ジャパネットが主催のスペシャルコンサート(ダンスとバイオリンの競演)を楽しみ就寝。
3日目:徳島県へ寄港。大塚国際美術館の貸切ツアーを満喫
ラジオ体操後は、お気に入りの「アートカフェ」で、スムージーとサンドイッチで軽く朝食。今日は「貸切の大塚国際美術館へ5時間滞在&道の駅でのお買い物」というオプショナルツアーで観光することに(ジャパネットクルーズ限定)。筆者も好きで何度も訪れている大塚国際美術館は、世界の名画を原寸大の陶板で再現した美術館。いつもは人があふれる人気の作品も、この日はひとり占めで心ゆくまで堪能できました。
港に戻るとお見送りのセレモニーが始まっています。「また来てね」という声に、船上から「また来るよー」と手を振りあうシーンは、船旅ならではの光景。 出港したらシャワーを浴びて、夕食は和食の「鈴なり」へ。朝食は利用したことがありますが、ディナーは初めてです。船の上でコース仕立ての和食がいただけるのは夢のよう。