節水のためにお風呂の残り湯を洗濯に使いたい……
「節水のためにお風呂の残り湯を洗濯に使いたいけれど、ホースを片付けるのが面倒……」という悩みをもつ人は多いのではないでしょうか。1回の洗濯で使う水の量は、洗濯機の種類や洗濯物の量、すすぎの回数で変わってきますが、1回の洗濯で約100リットルの水を使います。新しい水を100リットル使うか、お風呂の残り湯を再利用するかで、月々の水道代は大きく変わってくるものです。
水道光熱費が上がっている今、できればお風呂の残り湯を洗濯に利用したいところ。今回は、お風呂の残り湯で洗濯をするときのコツをご紹介します。
風呂水給水ホースを片付けるタイミングを見直す
風呂水給水ホースを片付けるタイミングによって、面倒だと感じる感覚は異なるようです。お風呂に入るときにホースが湯船に入ったままだと、お風呂に入る前の作業が増えて、面倒と感じてしまうのではないでしょうか。そのため、ホースは洗濯が終わったときに片付けてしまうのがいいでしょう。洗濯機と浴槽がすぐ隣にあるならいいですが、そうでない場合はホースが脱衣所などに放置されてしまい、足が引っかかる原因にもなります。
風呂水給水ホースを片付ける前に水を出す
以前、「浴槽から抜いたホースを巻いていたら手が滑ってホースが落ち、床に水を撒き散らしてしまった」という経験がある人がいました。ホースに水が残っていると、洗濯機側に戻す途中で思いもよらないところに水を撒き散らしてしまうことがあります。浴槽から出したときにしばらく下を向けて振るなどして、ホースの中に残っている水をできる限り抜きましょう。しばらく浴槽のふたに掛けておき、水を抜いておくのもおすすめです。その間はほかの作業をすることもできます。
洗濯機に風呂水給水ホースを簡単に戻せるようにしておく
洗濯機側にホースを戻して固定させるのが面倒という人も多いのではないでしょうか。洗濯機側についているフックからホースが落ちてしまう場合や、ホースを掛ける場所が奥の方や下の方にある場合は、戻す作業が面倒になってしまいますよね。洗濯機の置き場やサイズ、ホースの長さによって対策はさまざまですが、洗濯機に用意されているフック以外の固定方法を考えてみるのもおすすめです。
筆者宅の洗濯機はホースを固定する場所が洗濯機の下の方にあるため、腰をかがめて作業しなければなりません。そのため、体勢を変えずに作業できる場所に大きなS字フックをつけて、そこにホースを掛けるようにしています。家事をラクにするためには、「体勢を変えずにできる作業」が重要なポイントです。 今回は、今まで筆者が聞いたお悩みをもとに、お風呂の残り湯洗濯をラクにするコツをご紹介しました。少しの手間でグッと残り湯洗濯がラクになりますよ。ぜひ一度お試しください。