また電気代が上がる?
たびかさなる電気代の値上げにより、家計が苦しい方も多いでしょう。どうすれば、すこしでも家計を楽にできるでしょうか?
そこで本記事では、固定費の削減や、投資による経済圏の構築など、初心者でも取り組める方法を考えていきます。
固定費の削減を考える
即効性が高い方法として、まずは固定費の削減に取り組みましょう。たとえば、通信費は大手キャリアよりも格安SIMを使ったほうが大幅に安いと考えられます。筆者も格安SIMに乗り換えましたが、インターネット料金とスマホの通信費を両方あわせて、月1万円も節約できました。また、固定費とは少し違いますが、所得税や住民税を減らす方法も考えられます。たとえば、筆者はiDeCo(個人型確定拠出年金)で積立貯金をしているのですが、この制度を通して蓄えたお金は所得控除の対象となるため、税金を減らすことができます。貯金するにしても、「支出を減らしながら貯金する」のと「普通に貯金する」のでは全然違います。
以上のような方法で、日常生活のクオリティを下げずに生活費を抑えて、家計をラクにすることも可能です。
投資による「じぶん経済圏」の構築
とはいえ、固定費の削減には限度があります。そこで、次に考えるべきは収入を増やす方法です。筆者は「生活費が増えたら増えたぶん、収入も連動して増える」ような、じぶん専用の経済圏をつくることを理想としています。
たとえば、電気代が値上がりして困るのであれば、「電気代を値上げして儲けている電力会社の株を買って、配当収入で電気代の増額分を賄えないかな?」といったことを考えます。電気代が年1万円増えたとしても、収入も連動して年1万円増えていれば収支をトントンにできるからです。
電気代だけでなく、他の費用についても同じアプローチが考えられます。たとえば保険料が高いと感じる場合は、保険会社の株を購入し、その配当金で保険料の増額を賄えないか、と考えることもできます。
以上、「電気代が上がっても電力株の配当が増えるからOK」「保険料が上がっても保険株の配当が増えるからOK」と現実はここまで単純ではありません。
しかし、本記事を本記事を通して言いたいことは「じぶんが支払っているものやサービスを提供している会社や、その周辺企業に投資することで【じぶんのための経済圏】を作る」ことを目指してみないか? という話です。盤石な経済圏を作ってしまえば、物価が上がっても怖くありません。