本はメルカリなどのフリマアプリで売ることもできれば、ブックオフなどの買取店で売ることもできます。この記事ではそれぞれのメリットやデメリットを整理しつつ、本を売りたいときはどちらを活用すればいいのか、詳しく解説していきます。
買取店で本を売るメリット・デメリット
ブックオフなどの買取店では、店頭買取と宅配買取、出張買取が利用できます。まずはそれぞれの買取方法とメリット、デメリットについて解説していきます。■店頭買取
店頭買取は、本を売りたい人が店舗まで本を持っていき買取をしてもらう方法です。近くに買取店がある、もしくは車などの移動手段があるなら、この方法がもっともスピーディーでしょう。自分の好きなタイミングで店舗に行けますし、その場で買取代金を受け取ることができるのもメリットです。
一方で移動手段がない場合、本の冊数が多くなると店舗まで持っていくのは困難になります。また、せっかく持っていったのに買取不可となり、無駄足になることもあります。
■宅配買取
宅配買取は、家から一歩も出ることなく本を売ることができる方法です。ネット上で買い取り申し込みをし、段ボールに売りたい本を入れ、宅配業者さんが自宅まで集荷にきてくれるのを待てばいいのです。
ただし本を入れる段ボールが必要になるのと、集荷のタイミングで自宅にいる必要があります。また、買取代金が口座に振り込まれるまでには1週間ほどかかります。
■出張買取
買取店スタッフに自宅まで来てもらい、売却する方法です。その場で査定をして買い取ってくれるので、現金化はしやすいですし、買取価格に納得ができない場合には断ることも可能です。
ただし、スタッフに家に上がってもらう必要があるため、抵抗を感じる人には難しいかもしれません。また、居住エリアによっては出張買取に対応していない場合もあります。
メルカリなどのフリマアプリで売ることのメリット・デメリット
本を売る手段としては、メルカリなどのフリマアプリもあります。ユーザー同士の直接取引なので、販売価格は買取店よりも高くなる傾向があります。また、時間を気にせずに出品できるので、隙間時間を活用することも可能。時間的な自由度は高いといえます。一方で出品時には写真撮影や商品説明などの記入が必要ですし、売れたら梱包して発送する作業が発生するので手間はかかります。またすぐに売れるとは限らないので、現金化するまでに時間がかかることも。売れるまでは本を保管しておくスペースが必要になるでしょう。
本を高く売るならフリマアプリ、手間をかけたくないなら買取店がおすすめ
フリマアプリと買取店、どちらの方がいい?というのはよく議論の対象になりますが、何を重視するかで違ってくると筆者は考えます。より高く売りたいならフリマアプリがいいでしょう。買取店は、買い取った本を店舗などで売って利益を得るため買取価格を下げていますが、フリマアプリはユーザー同士の直接取引なので、その時の相場に合わせた価格で販売することが可能になっています。
ただしフリマアプリでは出品や発送の手間がかかってしまうので、それが面倒だという人は買取店の方がスムーズです。店頭買取、宅配買取、出張買取などがありますが、いずれにせよ売る側の手間は少ないです。例えば引っ越しなどで時間がない、保管スペースがないなどの事情があるなら、よりスピーディーに売れる買取店を活用した方がいいでしょう。