そこでこの記事では、フリマアプリで雨対策グッズを売る際の出品・発送方法について詳しく解説していきます。
そもそもフリマアプリで売っていいの?
フリマアプリで売りたいものがあったときは、そもそも出品が可能かどうかを確認する必要があります。メルカリなどのフリマアプリでは「出品禁止物」を指定しているので、事前に確認しておきましょう。一般的な傘や長靴、レインウエアは出品禁止物には指定されていないので、出品可能です。
出品前に洗った方がいい?
使用済みのレインウエアなどには汚れがついている場合もあります。洗ったり拭いたりして落とせる汚れならば、できるだけ綺麗にした方がいいでしょう。商品の状態がよくなるので、販売価格もアップさせられます。一方で、メンテナンスにかける手間やコストと、販売価格や送料とのバランスも考える必要があります。商品説明に商品の状態を正直に書き、そのままの状態で出品してもOKです。
雨対策グッズはどう梱包する? 発送方法はどれを選べばいい?
傘や長靴、レインウエアは、梱包の仕方や発送方法に悩むかもしれません。そこで今回は、この3つを実際に梱包してみたいと思います。ここでは、メルカリに出品し「らくらくメルカリ便」か「ゆうゆうメルカリ便」で発送する想定で梱包していきます。傘の梱包の仕方と発送方法
傘は折りたたみ傘と長傘で梱包の仕方が違ってきます。■折りたたみ傘
折りたたみ傘は長さがあまりないので、宅急便コンパクトやゆうパケットプラスで送れる場合もあります。傘をビニールの袋に入れたら、専用箱で送ります。専用箱に入らないサイズの折りたたみ傘の場合は、宅急便やゆうパックで送ることになります。ビニールの袋に入れ、できればプチプチで包んで紙袋や段ボールに入れて送りましょう。
プチプチで包むのは、傘には骨部分があり、衝撃などで曲がる可能性があるからです。衝撃を緩和する意味で、念のためにプチプチで保護していきます。
■長傘
長傘の場合は、宅急便かゆうパックで送ることになります。袋や段ボールに入れるとなると、それらを傘の長さに合わせて加工をする手間がかかります。そのためプチプチで包むだけの梱包で済ませるのがおすすめ。そうすれば、折りたたみ傘同様に、骨が折れたり曲がったりしないように衝撃を和らげることができます。 出品時は「プチプチで包んだ状態で発送します」と書いておくと、クレーム対策になります。中身が透けて見えるのが気になる場合には、傘を紙で包んだり、透明ではないビニール袋に入れたりしておきましょう。
長靴やレインシューズの梱包の仕方と発送方法
長靴やレインシューズは、宅急便かゆうパックで送ります。 片方ずつビニールの袋に入れると靴を交互に重ねられるので、荷物のサイズを小さくすることができます。外装は段ボールより紙袋の方がいいでしょう。段ボールだとジャストサイズのものが見つかりにくく、余分な送料がかかってしまうことがあるからです。なお、長靴やレインシューズの場合は、衝撃によって折れたり曲がったりすることが少ないので、プチプチで包まなくても問題ありません。
カッパなどのレインウエアの梱包の仕方と発送方法
カッパなどのレインウエアは薄手の素材でできていることが多いので、コンパクトに梱包しやすいでしょう。既定のサイズに収められれば、送料が安いネコポスやゆうパケットポストなどでも送ることができます。 ビニールの袋に入れた後、外袋で二重に梱包しましょう。こちらも衝撃を受けてもダメージが少ないので、プチプチは不要です。梱包の結果、厚みが3cmをわずかに超えてしまった場合は、ゆうパケットポストを選びましょう。ゆうパケットポストなら、郵便ポストに投函できれば送ることができます。
雨対策グッズを高く売るコツは?
傘やレインシューズ、カッパなどの雨対策グッズは、雨が気になる時期に向けて出品するといいでしょう。もちろん年間を通してそれなりの需要はありますが、梅雨時期が最も需要が高まるとされています。このタイミングを狙うのがベターといえます。また出品の際は、ブランドやメーカー名、カラーは最低限記載しておきましょう。もちろん商品の状態、傷や汚れの有無などもきちんと書くことが大切です。状態がよいならば「美品」と、そして「梅雨」というキーワードを入れるのもおすすめです。