モバイルバッテリーの例(左がcheero Power Plus 5 Premium 20000mAh、右上がcheero Pocheri Danboard ver. 10000mAh、右下がcheero Power Plus 5 Stick 5000mAh)
モバイルバッテリーがあれば電源のない場所でも充電できる
スマホがあれば、知らない土地でも地図アプリを頼りに目的地まで行けますし、飲食店やレジャースポットについて検索することができます。加えて決済や飛行機の搭乗手続き、タクシーの予約などもできるため、旅行中は大いに活躍するでしょう。国内旅行なら地域クーポンなどを利用できるところもありますし、海外旅行なら翻訳機能や海外ローミング(=国内の通信サービスをそのまま海外でも利用できるサービス)を利用する人もいるかもしれません。
スマホを活用する機会が増えると心配になるのがバッテリー残量です。宿泊を伴う旅行ならホテルなどで充電するのが前提ですが、日帰り旅行や電源環境が整っていない場所でも充電できるようモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。
モバイルバッテリーを選ぶときは「容量」をチェック
モバイルバッテリーを選ぶうえでチェックしてほしいのはバッテリー容量です。容量が大きいものほどスマホを充電できる回数が多くなります。ただ、大容量バッテリーは重量もあるため、常に持ち歩くのは難しいかもしれません。以下では旅行におすすめのモバイルバッテリーを紹介します。
日帰り旅行なら小型バッテリー(容量5000mAh前後)がおすすめ
容量5000mAh前後のモバイルバッテリーは軽量なので持ち歩きに最適です。ただ、スマホをフル充電できる回数はiPhone 14(約3300mAh)で例えると1回程度ですので、日帰り旅行くらいがちょうどいいでしょう。価格も3000円前後で購入できるため、導入しやすいタイプです。1泊旅行なら中型バッテリー(容量10000mAh前後)がおすすめ
容量10000mAh前後のモバイルバッテリーは、iPhone 14(約3300mAh)で例えると2回程度フル充電できます。そのため、1泊2日程度の旅行に持っていくならこちらがおすすめです。小型バッテリーと比べると重量がありますが、かばんには入れやすいサイズです。価格は4000円前後となります。>cheero Pocheri Danboard ver. 10000mAh
長期旅行なら大型バッテリー(容量20000mAh前後)がおすすめ
容量20000mAh前後の大型バッテリーは、iPhone 14(約3300mAh)で例えると4回程度フル充電できるため、長期旅行に持っていくと安心です。スマホを複数台持ち歩いている場合や、スマートウォッチ、デジタルカメラなど充電する機器が多い場合もこちらを活用するとよいでしょう。ただ上述のとおり重量のあるタイプが多いため、かばんに入れて持ち歩くには少々負荷がかかります。大型バッテリーとは別に小型バッテリーを用意しておくと、状況に応じて使い分けられるので便利かもしれません。大型バッテリーの価格は8000円前後となります。
>cheero Power Plus 5 Premium 20000mAh
飛行機への持ち込みには注意が必要
旅行中の充電に便利なモバイルバッテリーですが、飛行機で移動する旅行の場合は注意が必要です。まず、モバイルバッテリーは預入荷物に入れることはできないため、機内持ち込み荷物に入れましょう(参考:国土交通省)。また、機内に持ち込む場合でも、容量ごとに制限があります。100Wh(約27000mAh)未満:個数制限なし(※)
100Wh~160Wh(約43000mAh):2個まで持ち込み可能
161Wh:持ち込み不可
※航空会社によっては、100Wh未満でも持ち込み個数が制限される場合があります(例:アシアナ航空)
今回ご紹介した大型バッテリー(20000mAh)程度であれば、たいてい機内持ち込みは可能です。
旅行にモバイルバッテリーを持っていくことで、スマホのバッテリー切れの心配がなくなります。ご自分の旅行プランに合わせて、最適な容量のモバイルバッテリーを選択しましょう。