付帯サービスは、保険会社ごとに異なりますが、共通するものも多くあり、利用できる範囲は、契約者だけでなく被保険者や同居の家族などに及ぶ場合もあります。
どんなサービスがあるのか把握しておけば「意外と使える!」ことがあるのではないでしょうか。まずは、保険は保障だけじゃないということを知っておきましょう。今回は、主な付帯サービスについてご紹介します。
保険の付帯サービスとは?
保険の付帯サービスとは、保険会社が保険の加入者に向けて提供している各種サービスのことです。主に、健康や医療に関するものですが、介護関係、レジャー・グルメに関するものなど多岐にわたっています。付帯サービスは「無料」で利用できるものもあれば「優待割引」で利用できるものもあります。主な付帯サービスにはどんなものがあるの?
提供される付帯サービスの内容については、保険会社、契約商品ごとに異なります。ここでは、一般的にどこの保険会社でも提供しているサービスをご紹介します。【24時間電話健康相談】
経験豊かな医師、看護師、保健師などの有資格者が24時間・年中無休で健康や医療に関する相談に応じてくれるサービスです。
【セカンドオピニオンサービス】
主治医の治療方針に不安がある場合に、別の医師の見解を聞くことができるサービスです。
【医療機関への受診手配、紹介サービス】
治療方針に変更が必要な場合、またはさらに高度な治療が必要と判断した場合、患者の希望に合った他の専門医を紹介してもらえるサービスです。
【専門的治療相談】
がんや糖尿病などの特定の病気に特化した相談ができるサービスです。
【健康診断・人間ドッグなどの優待割引】
保険会社と提携のある医療機関で、健康診断、人間ドック、脳ドック、PET検診などを優待価格で予約することができます。
【レジャー・グルメ・娯楽などの優待】
国内外のホテル、旅館、レストラン、レジャー施設、ショッピング、レンタカー、スポーツクラブなどを優待価格で利用することができます。
ここでご紹介した以外も、介護相談、提携の介護施設への優待案内、税務・年金・法律等のくらしの相談などがあります。
付帯サービスを利用するには?
まずは、ご契約の保険契約にどんな付帯サービスがあるのか確認しましょう。保険会社のホームページ、保険に加入したときにもらった書類の中で確認できます。
実際に利用するときは、専用の連絡先に電話にて問い合わせを行います。その際、専用のオペレーターに「証券番号」を尋ねられます。手元に保険証券を準備してから連絡するとスムーズです。
保険の付帯サービスの利用できる範囲は、契約者や被保険者だけではなく、家族まで可能となる場合もあります。家族といっても「同居している親族まで可」「配偶者と1親等以内まで可」など、利用範囲が異なる点がありますので、よく確認して、有効に使いましょう。