嬉しい事後報告もいただきます。
ラブラブ夫婦にしかできないマル秘行動がある!
夫婦ギザギザ問題を解決した皆さんのお声を拝見していると、「これはもう、教科書事例にしてもいい」と思える円満夫婦の行動パターンもいろいろ見えてきます。そこで今回は、「ラブラブ夫婦にしかできないマル秘行動」を7つ紹介しましょう。マル秘行動1|どんな種類であろうと「キス」を試みる
もはや冷え切った夫婦には難しいですが、まだジョークが言い合えるレベルのカップルですと頑張ればできるはず。……などなど、あまりにも回数が多いので途中省略しましたが、モモカさん(仮名)は起床から「おはよー、チュッ」
「これ、おいしいー、チュッ」→「ありがとう、チュッ」
「そのスカート素敵だね、チュッ」
「今日は帰りに牛乳買ってきてね、チュッ」
「遅刻しそうだから先に出るね、チュッ」
朝食を食べて出勤するわずか1時間程度の間に夫と交わすキス(※エアキッス含む)はおよそ10~20回。結婚12年、小学生の息子2人を持つ母親の朝の風景としては、相当濃厚です。
過去の流行語で言うと「欧米か」、今風に言うのであれば「Netflix性描写注意」。
けれどもモモカさん夫婦は、2年前にマンネリ化で会話が激減し、筆者の元に相談にいらしたのです。さりげないスキンシップの具体例を提案しました。すると会話時間と比例してキスも増えたと報告がありました。
キスはある意味、セックスよりも相手への愛と信頼が深くないとできません。ラブラブ夫婦の間では本当にキスが頻繁に、かつナチュラルに行われているのです。
実際に触れ合ってはいなくても、唇を尖らせて「チュ」の形を作り、相手に見せるキスも効果を発揮します。
まずは騙されたと思ってエアキッスからお試しください。食卓に笑いが戻ります。そしてライトキスからディープキスへ。我が子にするような連打キスも。キスには多数のバリエーションがあります。夫婦だからこそできる“スゴイキス”を試さないと人生もったいないでしょう。
マル秘行動2|スマホの貸し借りができる
こんな会話が普通に行われるアヤカさん(仮名)夫婦。ちょっとしたタイミングで「スマホ貸して」が普通に行われています。「前に行きたいって言ってたお店、この近くじゃない」
「あ、そうかも! 今、僕のスマホはリュックの中だから、ちょっと君のを借りて検索してもいい?」
「OK!」
当然お互いのスマホのロック解除番号も共有しています。お互いが「自分の言動に隠し事はなし」という清々しい関係性。そして、たとえロック解除の番号を知っていたとしても、「相手のスマホは勝手に見ない」という深い信頼関係。こんなところにも夫婦愛の深さが現れるという、素敵な例です。
もしもセクシー画像の履歴を見つけてもおおらかに「エッチー!」と受け入れればいいのです。マッチングアプリが出てきたら、そこは真剣な話し合い……に持ち込みましょう。
マル秘行動3|スマホなしで一緒に過ごせる
友達にこんな風に答えるハルカさん(仮名)。みなさんは夫婦だけの時間に「スマホ時間」はどのくらい存在していますか?「あのさ、今日は全然LINE見てなかったの? 昼間、電話もしたんだよ」
「あ、ごめんごめん。今日は夫とお花見に出かけていたから、スマホは1日中、家に置きっぱなしだった」
「一緒にいても、特に会話がないからスマホをいじる」
「目の前のパートナーよりスマホの中のことのほうが優先順位が高い」
こんな夫婦は、たとえ2人でいるベッドの中でもスマホを手から放しません。
「スマホなしで一緒にいて、楽しく過ごせる」ような二人が、ラブラブでないわけありません。ベッドでイチャイチャしている時にスマホがどれだけセクシー脳をシャットするか、ラブラブ夫婦はよく知っています。
スマホは夫婦の寝室に置いてはいけない! 置くならミュート!
マル秘行動4|相手を「好き」とSNSでのろける
友人にこんな風に評されるマドカさん(仮名)のインスタ。SNSへの関わり方は人それぞれですが、一度SNSに出した内容は、友人限定で発信していたとしても、全世界に向けて発信したのと結局は同じ。「デジタルタトゥー」として永遠に残り続ける記録と考えるのが大人の常識です。「ねえねえ、マドカのインスタって見たことある?」
「あるある、外食写真のほかはダンナさんの写真ばっかだよね」
「そうそう、『髪を切ってさらにイケメン☆』とかガチでのろけてるし」
「やばいよねー」
その意味では、パートナーへの愛情を堂々と全世界に発信しているマドカさんは、夫婦愛に相当自身があるはず。自分たちの愛情に1ミリの迷いもないからこその“公開のろけ”といえるでしょう。
友人限定公開で夫を(妻を)褒めちぎってみる。夫が「奥さんが褒めてましたよ」「奥さんに愛されてますね」と周囲から声が届けば気分が上がること間違いなし。
第三者を通して褒められると自己承認欲はますます満たされます。長い長い結婚生活、「バカップル」と言われるくらいでちょうどいいと思います。
マル秘行動5|お風呂で背中の流しっこ(※もちろん背中以外も)
残業から帰ると、先に帰宅していた夫とこんな会話をする共働きのサヤカさん(仮名)。帰宅すると、すでにご飯ができているという家庭環境を聞くだけでわかる花丸夫さんですが、さらに上級なのは「パートナーと同伴入浴」。「ただいまー」
「おかえりー、今日も遅かったね。悪いけど先にご飯を作って食べちゃったよ」
「もちろんOKよ。来週大きなプレゼンがあるから、そのレビューを課長とやってて、もうクタクタ。とりあえず、私はごはん要らない。先にお風呂に入ってもいいかな」
「いいよ、じゃあ一緒に入る? 背中流してあげるよ」
「うれしい! ありがとう」
しかも「背中の流しっこ」というキラーワードが夫からさらりと提案され、妻も普通に受け止めていること。サヤカさんは冷え性なので、バスタブで長時間浸かるために夫と話しながら入るのが一番なのだそうです。1人では長く浸かっていられない、とも。
もちろん背中だけでなく、マル秘触り合いっこもお風呂で楽しみます。「一緒にお風呂」がこれほど自然なのは、普段からセクシー関係抜群の豊かなラブラブ夫婦ということです。
ギザギザ夫婦に「お風呂同伴してみろ」は地獄へ行けというくらい難易度が高い苦行ですから。
マル秘行動6|アマプラやネトフリでセクシー映画を一緒に鑑賞
夫婦ともに大の映画好きのナナカさん(仮名)夫妻。コロナ禍以降は、映画館より自宅で動画配信サイトで、昔の映画やクセ強めの海外ドラマを鑑賞する方がお気に入りなのだそうです。「ね、今晩これ観ない? ちょっと話題になってたんだ」
「へえ。どんな映画?」
「手違いで空き家に閉じ込められた男女が次第に惹かれ合い、みだらな愛欲をむさぼりあう話」
「面白そう」
「だろー、いろいろ参考になりそうだし」
「じゃあ、気に入ったシーンがあったら『こういうのしたい』って静止するよ」
寝っ転がれる広いソファーに軽いおつまみとワインを用意して、50インチの大きなテレビで動画鑑賞。自宅なら、性描写の多い作品もチョイスしやすく、時にはイチャイチャしながら見られるので楽しいと言います。
この「映画やドラマをお手本にする」というのは、実は夫婦のセクシーなコミュニケーションにはとても有効。言葉で説明するのが難しいシチュエーションも、映画を見れば「こんな風にしたい」と、わかりやすく相手に嗜好を伝えられます。
筆者はレスカップルへの提案のためにAmazonプライムで官能作品を多数視聴していますが、無限にリコメンド作品が出てきます。
『火口のふたり』とか『ラブ・クレージー』『パッション』など、国内外の作品が充実しており、動画配信サービスの新しい活用法としてセックスレス夫婦におすすめです。
マル秘行動7|秘宝を求める濃厚マッサージ
アスカさん(仮名)の夫は、立ち仕事の多い妻のマッサージをよくしてくれるそうです。「今週、立ち仕事が多くて腰がつらいわ」
「ちょっとソファーに横になってみて、揉んであげるよ。お風呂上がりだしちょうどいい」
「ありがと……あーそこそこ、気持ちいいー。だめ。もう……そんなっ……」
上手に肩や腰のコリをもみほぐした後、いたずらな彼の長い指は、いつの間にかするりと下着をすり抜けて、秘宝を求める冒険を始め、アスカさんを困らせるのだとか。
のろけるときのアスカさんのお顔を皆さんにお伝えしたいくらいです。
お互いのボディをマッサージし合えるのは仲良し夫婦の証拠ですが、さらに「秘宝さがし」までに至るとは、相当なラブ度であることは間違いありません。
まとめ
さて「ウチも夫婦仲には自信がある」という皆さん、いかがでしたか?7つのうち半分が当てはまれば、相当なラブラブ度。
コスパ、タイパ、合理性、経済性を求めがちな忙しい毎日ではありますが、長い結婚生活はその追求に偏ると遊び心がなくなってしまいます。「睡眠時間が削られる、疲れる、めんどくさい。セックスなんてやってられない」、その結果としてセックスレスも増えていきます。
意識してでも「非合理的なことを二人でやる」のが円満の秘策。マル秘行動ができるラブラブ夫婦を上から目線で「カッコ悪い」と感じた方は、夫婦仲に危機が迫っています。遊び心を取り戻してください。無駄なこと、余白、のびしろ、隙間。これらを大事にする2人こそ、レジリエンスなイケてるカップルです。