今回は、冷蔵庫の中で古くなってしまった小袋調味料の捨て方や、まだ使える調味料の活用法をご紹介します。
小袋調味料は冷蔵庫の中で目立つ位置に収納する
捨て方の前に、まずは収納方法を見直してみましょう。冷蔵庫の中で放置しないためにも、小袋調味料は目立つ位置に入れておくのがポイントです。冷蔵庫の中でしっかり目立たせて、古くならないうちに使うようにしましょう。 おすすめは、多くの100円ショップで取り扱っている「冷蔵庫ミニポケット」。2個セット、税込110円で購入できます。冷蔵庫のドアポケットに掛けて使う小さなポケットにまとめて入れておけば、見失うことも忘れることもありません。小袋調味料には賞味期限が記載されているものもあります。賞味期限を確認し、古くならないうちに使い切るのが大切です。 ただし納豆のタレやお刺身に入っているワサビなど、賞味期限が記載されていないものもあるので、それらはなるべく早く、意識して使うようにしましょう。
納豆のタレやワサビなど小袋調味料の捨て方は?
冷蔵庫の中に入れておいて、いつのものか分からなくなった納豆のタレやワサビなどの小袋調味料は、どのように捨てればいいのでしょうか。多くの小袋調味料は、「プラ」マークのあるパッケージに入っています。 この「プラ」マークは、資源有効利用促進法に基づいてプラスチック製容器包装に表示する識別マークです。この「プラ」マークがついているものは、ゴミの分別で「プラスチック資源ゴミの日」に出すことになります。
、中に入っている納豆のタレやワサビは使い古したキッチンペーパーなどに吸わせて燃やせるゴミに、小袋は洗ってきれいになればプラスチックゴミの日に出すといいでしょう。実際に小袋調味料をハサミでカットし、中身を除いて洗うと、簡単にきれいになります。
ただしゴミの分別に関しては自治体によって違いがあり、「洗っても中のものが残ってしまい、きれいにならない場合は、プラマークがついていても燃やせるゴミへ」という自治体もあるので、自治体のルールと状況に応じて判断してくださいね。
余ってしまった納豆のタレやワサビなど小袋調味料の活用法は?
せっかく手元にある調味料。できれば無駄に捨てるようなことはしたくないですよね。そのままの用途では使い切れない場合にも、意外と活用法はあります。▼納豆のタレの活用法
納豆のタレは、梅の味がするものや卵の味がするものなど幅広い種類ありますが、オーソドックスなタレの場合は、おひたしに使うのがおすすめです。茹でたほうれん草1束に対して納豆のタレ2個くらいがちょうどいい量でしょう。茹でて水を切ったほうれん草に和えて、最後に鰹節を振ると、奥深い味のおひたしになります。
▼小袋ワサビの活用法
ワサビは緑の野菜と和えて「ワサビ和え」にしてはいかがでしょうか。また、なんといっても相性がいいのがアボカドですね。カットしたアボカドをワサビ醤油で食べればマグロのトロのよう。マヨネーズにワサビを加えて、アボカドやエビのサラダに和えるのもおすすめです。
▼小袋生姜の活用法
小袋調味料の中でも使いやすい生姜は、豚肉と炒めて生姜焼きにしたり、野菜炒めに少し加えるだけでも存在感を出すことができます。また炊きたてのご飯に混ぜて生姜ご飯にしても食がすすみますよ。
まだまださまざまな活用法がある小袋調味料。ぜひ無駄に捨てることなく使い切ってくださいね。