この記事ではBougeRV JuiceGoの特徴と仕様を紹介します。
災害時やアウトドアシーンで活躍する「ポータブル電源」
家電などに電力を供給できるポータブル電源は、停電時に役立つ防災グッズとして近年注目されています。出力や容量、サイズは商品によって異なり、自宅や車での利用に適した大型タイプから持ち歩きも可能な小型タイプまでさまざま。
なかでも小型のポータブル電池はキャンプなどのアウトドアシーンでも使いやすく、低めの価格設定になっていることから、一家に一台持っておくのがおすすめです。
2024年2月に登場したBougeRVのポータブル電源「JuiceGo」
2024年2月20日、ポータブル冷蔵庫で人気のメーカー・BougeRV(ボージアールブイ)がポータブル電源「JuiceGo」(税込2万9980円)をリリースしました。重さは約2.85kg、本体サイズは約26×16.9×6.6cmで、ポータブル電源としては超小型タイプです。AC(コンセント)やUSB-Cなど5つの出力ポートを搭載
容量は240Wh、最大出力は150Wで、AC(コンセント)、USB-C1、USB-C2、USB-A1、シガーソケットの計5つの出力ポートを搭載しています。スマートフォン、ノートパソコン、タブレット、ドローン、ミニ冷蔵庫、テレビ、プロジェクター、ミニ扇風機、カメラ、LED電球ランタン、医療機器、電動車椅子などへの給電が可能で、例えばiPhone 15 Pro Maxなら目安として14回充電できます。
10年使える長寿命バッテリー
JuiceGo本体は、USB-C、PV(ソーラーパネル)、シガーソケット(カーチャージ)、ACアダプターの4つの方法で充電できます(最大入力100W)。そのため、パソコンやスマートフォンのUSB-C充電器で充電することも可能です。電気自動車にも採用されている「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しており、サイクル(充放電)回数は3500回以上。1日1回、0%から100%まで充電するペースで使う場合、10年以上使用可能だということです。
JuiceGoをキャンプで使ってみた
JuiceGoの発表会ではキャンプでの利用例が展示されていたため、筆者も実際にキャンプで使用してみました。電気ひざ掛けをACポートに接続し、同時にiPhone 13 miniをUSB-Cポートに接続。本体のディスプレイ表示によると合計81Wの出力となり、問題なく給電できました。 ポータブル電源の中では非常に小型ながら、ACも含む5つの出力方法を利用できるBougeRV JuiceGo。いざというときの備えに1台持っておくと安心です。